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議会報告

条例改定について

公民館条例の改定について
北千里地区公民館を全面的に指定管理

日本共産党は反対

 まちなかリビング北千里(図書館・児童館・公民館)は2022年にオープンした複合施設です。図書館と児童館は指定管理者制度が導入されましたが、公民館については他の地区公民館と同様の運営方式となりました。しかし目的の異なる施設を複合化したことにより管理運営手法がかえって複雑化し混乱を招いた結果、地域との連携が困難に。本来は地域住民や利用者の意見をよく聞いて改善すべきであったにもかかわらず、吹田市は、自ら招いた失敗を取り繕うために全面指定管理を提案しました。吹田市の地区公民館が果たしてきた地域との連携を損ねることが懸念されます。


児童会館条例の改定について
(仮称)日の出町児童センターは地域関係者の声を聞いてすすめよ

全会一致で継続審査

 市営日の出住宅跡地の一部を活用し、老朽化した高城児童会館を建替えて日の出町児童センターとして整備します。市の計画では、移転建替えを機に指定管理者制度を導入するとともに、他の施設にはない18歳までの受け入れや不登校児童生徒の居場所等の新たな機能を加えるとしています。事業実施には地域や学校との連携が必要ですが、拙速にすすめることに地元関係者の理解を得られていません。審議の結果、全会一致で次回定例会まで継続審査となりました。

市民の声
 最初、児童会館が移転すると聞いたときは、使いやすくなるなと思って率直にうれしかったです。
 家から近くなるし、広くなるし、広場もあるし最高だなと。でも蓋を開けてみれば、「指定管理者制度」?これまでの職員さんじゃなくなるの? 中学・高校生も受け入れ?広場と会館の間に道路が! 出てくる情報がなんとなく唐突。悪いことばかりとは思わないけど、利用者や近隣住民の声は届いているのかな?もっと議論していい施設にしてほしいです。
(日の出町 М.F 二児の母)


国民健康保険 条例・特別会計について

日本共産党は反対

 国民健康保険は社会保障制度であり、市民の命綱です。
 新年度から制度の府内統一化により法律で定められた市町村による保険料の決定権や減免等市独自の措置ができなくなります。
 条例改正では、賦課限度額も大阪府国民健康保険運営方針で定められた額とするもので、これは、各市町村が国保料を決めると現在も定められている国民健康保険法の趣旨に反するものです。
 また、物価高騰が続く中、府内統一化によりほぼ全ての階層で保険料が値上げとなり、ますます市民の生活を圧迫することになります。吹田市は、高い保険料の引き下げと、人数に応じてかかる均等割を廃止することなどを国・府に求めるとともに、市独自の保険料減免など市民の命とくらしを守る権限を取り戻す努力をするべきです。

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介護保険 条例・特別会計について

日本共産党は反対

 介護保険料基準額は、制度が始まった2000年の月額3006円から今年度6280円となり2倍を超えます。保険料抑制のため基金の取り崩し等、市の努力は評価するが、これ以上の負担を認めるわけにはいきません。国に対して国庫負担の増額を要望することを求め、保険料を引き上げる条例に反対しました。また、特別会計については、国の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬が引き下げられます。このことにより休廃業に追い込まれる事業者がでる可能性があり、在宅介護の崩壊が危惧されることから反対しました。

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