■旧市民病院跡地は早期の有効活用を
(問)旧市民病院跡地は、移転後5年余りが経過をしている。売却の状況はどうなっているのか。この間の経過、現在取り組んでいること、これから取り組もうとしていることについて説明を求める。また、当該跡地が売却されないままなら、いつ、どのような影響が出てくる見通しか。
(答:健康医療部長)売却不調の要因項目について調査し、費用の精査に取り組んできた。市民病院からは、売却不調が経営上直ちに影響を及ぼすものではないと聞いている。
(問)5年間も結果として土地が塩漬けにされており、まだ見通しも立っていない状況を看過できない。市として買い取り、福祉施設や教育施設の充実につながる活用をと提案もしてきた。市民の願いを踏まえた検討を関係部局と進める時期ではないか。
(答:健康医療部長)所有者である同病院が適切に対応するものだが、本市としても、改めて地域のまちづくりという観点から、再度の検討が必要と考えている。
(答:市長)市が購入する予定はないが、まちづくりを進める観点から、引き続き、同病院と協議を行っていく。
(要望)今回初めてまちづくりという観点から、再度の検討が必要だと市が一歩踏み込んで対応する必要性について回答があった。市民の皆さんの願いを踏まえ、土地の有効活用の早期実施を、市長のイニシアチブで進めて頂きたい。
■豊津駅前(南東側)道路と歩道の整備について
(問)多くの交通渋滞、交通安全対策の要望がある豊津駅南東側の整備を進めていただきたい。府道豊中吹田線は、豊津駅前南東側からスーパーライフ前辺りまでは、歩行者の通行に支障を来たし、豊津駅前から西の庄交差点辺りまで車両に渋滞が起きている。豊津駅南東側の交通渋滞や交通安全対策に取り組む必要性について、どう考えているか。
(答:土木部長)車両に渋滞が発生していること、歩行者の通行に支障を来していることを認識している。道路管理者である大阪府茨木土木事務所や吹田警察と連携して、渋滞や安全対策に向け協議を行っていく。
(問)歩道・車道間の植栽幅は縮小し、歩行者、自転車の動線がスムーズになるよう対策し、削った分の植栽は、設置可能なところに設置し、歩道の動線を整備して頂きたい。
(答:土木部長)豊津駅前南東側道路は、歩道部分のみ市の管理である。歩道拡幅は、横断歩道の移設等、警察とも調整が必要なので、安全対策における有効性も踏まえて、実施の可能性について、関係機関と調整していく。
■片山公園について
(問)片山公園は、豊かな自然の中で子供たちが想像力を育める場所がたくさんある。小さい子どもから大人まで、様々な楽しみ方ができる公園で、長年地域で愛されている。7億7000万円をかけて再整備したこの公園を、誰もが安心して利用できるように、しっかり維持管理してほしい。
(答:土木部長)今後、予定している再整備は、現在の魅力を生かしつつ、多様なニーズを踏まえた整備を行うよう努め、老朽化している各施設の更新も進めていきたい。
(問)片山公園に望むこと、これからの片山公園のあるべき姿については市民の声を聴いてほしい。ワークショップ等の開催など、近隣住民、関係者の皆さんの声が、しっかり公園づくりに生かされるようにしていただきたい。
(答:土木部長)まずは近隣住民、周辺の教育機関、公園利用者などに様々なアンケートを実施し、ワークショップ及び社会実験の開催により関係者が相互に意見交換する場を設けるなど、構想段階から、広く市民の意見を聴取する。これらの市民の声が、事業者の公募条件に反映され、整備内容並びに整備後の管理運営において、きめ細かな対応につながるよう、丁寧に事業を進めていく。