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議会報告

11月定例会の質問から

代表質問は塩見みゆき議員が行いました。

[防災]
障害や病気等、要援護者の特性に配慮した避難所の整備を進めよ

質問:高齢者をはじめとする災害時要援護者の避難所については、障害や病気の特性に配慮した避難所の整備やマッチング、医療の確保等が求められる。現状と今後の方向性について聞く。

答弁:(福祉部長)福祉避難所の指定を進めているが、今後、障害や病気の特性に配慮した避難所の新規指定の調整を進めるなど、福祉避難所の充実に向けて取り組む。また、避難支援については、要配慮者を所管する関係部局間で会議体を設置し、相互連携の強化を図っている。

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[福祉]
手話言語条例を広く市民に知らせよ

質問:手話言語条例が制定されたことを広く市民に知らせることが求められる。具体的な広報の方法やパンフレットの作成について聞く。

答弁:(福祉部長)2025年には市報で手話言語や取り組みに関する特集記事の掲載を考えている。パンフレットや動画の作成については、他市での先行事例を参考にする。あらゆる手段を活用し、手話言語の理解促進に取り組んでいく。

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[まちづくり]
上の川周辺整備事業の進捗状況、大学踏切の改善を求める

質問:現在整備工事がすすんでいるが進捗状況を示せ。当面は蓮華寺橋までとされているが、さらなる遊歩道延伸についての検討状況は、どうなっているか。蓮華寺橋の上流を横切る大学踏切の東西交通の改善を求める。

答弁:(地域整備担当理事)上の川橋から蓮華寺橋までの約300m区間で河川を暗渠化し、遊歩道及び道路を整備する。2026年度当初の供用開始予定。上流への遊歩道延伸は、約350m区間の測量や予備設計等を実施する予定。踏切の交通については地域課題として取り組む。

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[市営住宅]
保証人要件の撤廃を

質問:国は、保証人を確保できないため公営住宅に入居できないといった事態が起きないように、保証人を入居の前提とすることから転換すべきとの通知を出した。大阪府も、昨年府営住宅の入居資格から保証人規定をなくした。高齢になれば保証人を探すことは容易ではない。緊急連絡先があれば対応できるのではないか。

答弁:(都市計画部長)適正な住宅使用や滞納に対する有効な手段の一つであり継続するが、近隣自治体の状況を踏まえ検討をしていく。

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[まちづくり]
狭い生活道路の安全対策を

質問:原町2丁目千里丘朝日が丘線の開発が急速に進む中、狭い生活道路の問題が顕著になっている。複数の新店舗が開業し、沿線には、シニア向けの分譲マンションも2025年竣工、2026年開業予定で、今後も交通量の増加が予想される。にごり池から狭い道路を下った今池の手前に、有料老人ホームも建設予定だ。付近の道路は対向車があれば、一方が相当の距離を後退しなければならない。狭い道路であり、地域住民の要望を丁寧に聞き、交通安全対策の協議を求める。

答弁: (土木部長)道路拡幅や待避スペースの整備などは大きな道路構造の変化が伴い困難だが、カーブミラー設置等、地元の意見を伺い、対策を検討する。

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[福祉]
ケアマネジャーの確保と定着支援を

質問:高齢者の尊厳ある暮らしを支えるケアマネジャーが全国的に不足している。業務の煩雑さや賃金の低さ等が理由と考えられている。また、法定研修にかかる高額な費用負担も一因となっているのではないか。ケアマネジャーの確保と定着のため法定研修にかかる費用を補助せよ。

答弁:(福祉部長)ケアマネジャーは本市福祉行政を推進する上で重役な役割を果たしている。第10期吹田健やか年輪プラン策定のための調査でニーズ把握等を行い、必要となる支援の在り方を検討する。

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[福祉]
性暴力救援センター 大阪SACHICOとの連携を市として市民病院に求めること

質問:性暴力被害者が大阪SACHICOにアクセスをすると緊急避妊薬も処方してもらえ、証拠の採取、保存や心理的、医療的、法的な支援につながる。支援の必要な被害者が増え深刻な医師不足と財源不足で、現在の民間病院で継続することは困難となっている。大阪府にその存続のため支援を求めつつ、市として窓口を増やすために吹田市民病院に協力病院の役割を果たしてもらうことを求めてはどうか。

答弁:(健康医療部長)市立吹田市民病院では、性暴力に関連する事案が発生した場合、可能な限り診療に応じている。大阪府が犯罪被害者をどのように支援していくかの議論が必要だが、必要に応じ同病院へ伝え、可能な対応の協議を行っていきたい。

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