■利用者の声は市立千里山西デイサービスセンターの廃止ではなく存続
(問)①廃止する理由、庁内での検討内容②これまで施設が果たしてきた役割③利用者、地域に対しての説明会等④利用者の声⑤地域関係者の声、以上答えよ。
(答:福祉部長)築50年以上となり、今後、必要な大規模修繕等を行い、引き続きデイサービス事業を実施するか検討した。民間のデイサービスが充足している状況から、一定の役割を終えたものと考え決定した。7月に地域諸団体、8月に利用者と家族に説明会を行った。利用者に寄りそったサービス提供など存続を望む声があった。
(問)登録している利用者が約140人で一日の利用者が約30人と聞く。このままセンターを廃止した場合に利用者の受け入れは十分なのか心配される。
(答:福祉部長)受け入れ先の調整については、困難な場合には、市からも他のデイサービス事業所に働きかけるなど、丁寧に支援を行っていく。
■上の川の溢水について
(問)去る9月12日に上の川が溢水して、周辺地域に甚大な浸水被害を及ぼした。原因究明について、天候が原因なのか、工事工程の問題なのか、あるいは工法自体に問題がなかったのか、など徹底した究明が求められる。
(答:地域整備担当理事)大阪府が実施する上の川周辺まちづくり基盤整備工事は、河川断面を確保の上、施工が可能な工法を採用しており、原因は局所的な集中豪雨により水位が急激に上昇したため、流水の阻害原因となる部材の撤去が間に合わなかったとのこと。
(問)現時点での被害状況や被害額。補償について、被害者に寄りそった誠実な対応を求める。
(答:地域整備担当理事)現時点で床下3件、店舗フロア16件、倉庫4件の合計23件の浸水被害を確認。大阪府と請負業者で調査を実施しているところ。本市としても適切な補償がなされるよう、必要な対応に努める。
■江坂公園の諸課題について
(問)公園内の喫煙所対策について、JR吹田駅北口、JR岸辺駅北口で先行して設置された卒煙支援ブースの評価と、江坂公園への設置について。
(答:環境部長)既設の卒煙支援ブースの効果検証、費用軽減に向けた設計の検討、民間事業者との協力内容を踏まえて、適切に判断する。
(問)江坂図書館の閲覧席の増設のために2階部分を改修して約20席が設けられた。一階部分と比べて室温が高い。図書館としての温度設定と閲覧席の室温について、どのように認識しているか。改善を求める。
(答:地域教育部長)2階閲覧スペースの室温が高いことは認識している。施設の構造上、エアコンの設置が難しいことから、現在スポットクーラーや大型扇風機を設置、冷風を2階に送るなど工夫している。引き続き、快適に過ごせる空間となるよう努める。