■北千里市民サービスコーナーの廃止について
(問)今年12月末で5か所の市民サービスコーナーを廃止するというが2017年に実施されたパブリックコメントは、「市民サービスコーナー見直し計画」で、いずれ廃止するというもの。廃止時期も明確に書かれていない。市長は施政方針で「民主的な市政運営」をうたっていたが、今回の件はそれに反しているのではないか。
(答:市長答弁)経過が民主的かどうかについては、取組みの判断根拠を示した上、今議会に予算を提案した時点で、一定の民主的な手続を踏んでいる。
(意見)議会に上程をした経過が民主的な手続を踏んだことの証明だと言われたが、実態としては民主的ではない。 ※委員会での質疑を受け、市は12月末ではなく来年2月末に廃止時期を延期すると表明した。
■まちなかリビング北千里について
(問)北千里地区公民館利用者が公民館の部屋を出て、共有エリアでしゃべっていると、指定管理者から静かにするよう注意されるとのこと。図書館利用者には騒々しかったのかもしれないが、図書館が独立した空間になっていないためで、建物の設計上の問題ではないか。このようなレイアウトを採用した理由、責任の所在をきく。
(答:地域教育部長)吹き抜け構造・図書館を中心とした配置は、解放感だけでなく、人の目が届くことで安心安全な施設としての効果を考えたもの。また、声や音の影響も含め、図書館資料等の配置についても、公民館や児童センターの利用者へのアプローチを意識したもの。今後は指定管理者と連携し、各スペースの最適な利用の在り方を検討しつつ、施設のコンセプトについて、利用者への理解促進を図る。
■古江台市民ホールのバリアフリー化について
(問)エレベーターがなく、設置を求める声が寄せられた。今後の見通しについて示してほしい。
(答:市民部長)エレベーターの設置は、スペースの確保をはじめ大規模な工事が必要なため、今後予定される大規模修繕工事に合わせて検討していく。
■桃山公園について
(問)8月の台風の際、多くの枝が折れて散乱、今も積み上げられ公園内に置かれている。また、公園の外にはみ出した倒木については、市が対応した。協定書では自然災害の場合、指定管理者が応急対応するとなっている。なぜ、協定書どおりになっていないのか。
(答:土木部長)災害復旧のリスク分担については、指定管理者が応急復旧を行い、市が本復旧を行うこととなっている。枝の処分については、指定管理者と詳細な役割分担の取決めができていないが、指定管理者による処分を考えており、早急に進める。倒木の応急対応について、市に連絡が入り、早急に歩行者の通行支障を解消する必要があったため、緊急対応を行ったもの。
今後、迅速に対応できるよう図上訓練を行うなど、防災に関する強化を図っていく。
■公園の女性トイレの設置について
(問)前回、「公園便所基本計画」にある小タイプのトイレに女性専用トイレを追加するよう修正を求めた。社会情勢の変化や安心・安全への市民ニーズの高まりに合わせ、同計画の見直しが必要。今年度整備予定の公園トイレは、女子専用トイレを設置することになるのか。
(答:土木部長)今年度整備予定の古江公園のトイレについては、女子専用トイレを配置した仕様で進めている。竹見公園、安威川公園及び谷上池公園のトイレも、女子専用トイレ配置で検討している。
■北千里駅前再整備について
(問)10月29日と11月26日に「北千里駅前まちづくり意見交換会」が開催されるが、なぜ説明会ではないのか。活性化ビジョン策定以降の内部での検討内容について丁寧に説明会を行うことを求める。
(答:都市計画部長)「意見交換会」では、これまでの取組みについて丁寧に説明するとともに、住民と将来の駅前について考えるために実施する。キックオフとして、これまでの取組みや事業の仕組みなどについて説明する。それ以降に、地域住民と、どのような空間にしたいかについて考えるワークショップを実施し、同ビジョンの具現化に向けた取りまとめを予定している。