(問)旧市民病院跡地に隣接している片山小学校では、運動場に集まっている沢山のカラスを追い払ってから児童生徒を遊ばせている。児童は襲われていないが、上空で大きな鳴き声で喧嘩し、隣接墓地の物を取り去って行く等聞いている。学校敷地内にカラスや、何か分からない動物の糞も落ちており、何が生息しているか分からず怖いとも聞いている。早急な対応が必要。
(答:健康医療部長)病院職員が週二回程度継続的に巡回し、植栽帯の伐採もしている。施設点検を入念に行う。
(問)他県では廃業したホテルで放火による火災の発生や、遺体が発見された例もある。当該跡地でも、肝試しで侵入し、花火や飲酒の例もあったと仄聞している。
(答:健康医療部長)定期巡回、ガードフェンスや侵入防止パネル取付等対策している。敷地内への侵入、窓ガラスや扉の損壊等確認されている。警察と連携を取り対策する。
■孤独死・孤立死について
(問)社会的つながりなく孤独の状態で亡くなる方が増えている。来年4月「孤独・孤立対策推進法」が施行される。単身世帯で亡くなり、警察等の立ち入りケースや件数を把握しているか。それらを検討し、施策に活かしているのか。
(答:福祉部長)地域での孤独死を機に、地域包括支援センターに相談が有り、住民による交流の場の創出支援に繋がった例がある。市として社会資源の案内に努めている。
(問)本市議会でも、孤独死・孤立死についての議論は繰り返し行われてきた。どんな体制強化が図られてきたのか。
(答:福祉部長)民生・児童委員の定数の増員、地域型生活支援コーディネーターの配置、生活困窮者自立支援センターでのアウトリーチ支援員の新たな配置をした。
(問)「第9期吹田健やか年輪プラン」の策定作業中だが、議会での議論は、どの部分にどのように反映されているのか。実態を掴んでいる現場の声は、プランのどの部分にどのように反映されているのか。
(答:福祉部長)議会での議論や、「吹田市社会福祉審議会高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画推進専門分科会」
での意見など踏まえ、地域包括支援センターの周知や見守り活動に取り組んでいく等記載している。
(問)先進事例に学び、問題解決まで並走できる吹田市の体制構築と予算が必要と考える。
(答:福祉部長)アウトリーチ機能や各支援関係機関による連携の円滑化を図る「多機関協働」の仕組みを活用した包括的かつ伴走による支援体制を目指したいと考えている。2025年度の事業開始を目標に、予算確保にも努める。
■街中ベンチの設置促進を
(問)街中ベンチの設置要望箇所について、市が相談にのって頂きたい。
(答:土木部長)設置要望に該当する公共施設管理者への紹介・取りつぎに努める。
(問)バス停へも、条件のある所は、屋根とベンチを設置し、もっと早いスピードで進めていただきたい。
(答:土木部長)設置可能個所や優先順位などの検討を行い、事業者等との協議を行っていく。
(問)ベンチがある場所のマップ作りをし、草に埋もれている所は整備し活用しやすくする。公開型GIS(地図ポータルサイト)に街中ベンチの箇所、お出かけ支援につながる情報を入れるなど様々工夫できる。
(答:土木部長)関係部局と協議する。