(問)山五小の統廃合に関する保護者説明会に参加した保護者は、山三小への統合スケジュールありきの一方的なもので、質問は強制的に打ち止めされた。こんな状態で、統合はあり得ないと強く憤っておられる。教育委員会は保護者への説明や意見聴取が十分であったと言えるのか。
(答:学校教育部長)アンケートによる保護者等の声を十分考慮した上で効果や課題を整理し統合という方向性を決定した。可能な限り意見聴取に努めた。
(問)244通・561件のパブコメが寄せられた。統合までの期間が短過ぎる、スケジュールは見直すべきとの多く意見がある。背景には、保護者や地域の声を聞かず、理解も得ず、形式的な手続を進めてきたことがある。認識を問う。
(答:学校教育部長)今の子どもたちだけではなく、将来の子どもたちのよりよい教育環境の実現のために、早期に課題解決ができるよう、教育委員会が責任を持ってスケジュール等を決めさせていただいた。
(問)性急過ぎるスケジュールについて、地域諸団体から、統合計画を白紙に戻すよう、多くの子どもの手紙とともに、陳情書が出された。また、別の陳情書ではほぼ同様の内容で、2910筆の署名が出された。これまでのプロセスに問題がある。統合スケジュールは白紙にすべき。
(答:教育長)保護者や子どもたちの声は十分に受け止めている。しかし、一刻も早く統合すべきで、白紙に戻すことは考えていない。
■自転車駐車場の充実を
(問)JR岸辺駅前北自転車駐車場では、利用契約が122%となっている。山田地域から通勤・通学等でJR岸辺駅を利用する方から自転車駐車場の不足を訴える声が届いている。駅北側と南側で自転車収容台数の状況はどうなっているのか。また、整備のための用地確保が難航しているとのことだが、計画的に取組み早期実現を求める。
(答:土木部長)収容台数は、駅北側及び南側ともに約2500台。駅北側の整備台数は約1470台であり、約1000台の不足が生じている。令和3年度に自転車駐車場用地として購入し新たに250台分の自転車駐車場を整備中であり、引き続き用地確保に向け取組を進める。
■万博記念公園駅前にマンション整備を認めるな
(問)大阪府の万博記念公園駅前周辺地区活性化事業について、本市との間で同事業についての協議はされているのか。また、事業予定者が提案している共同住宅整備に変更等はあるのか。
(答:都市計画部)事業予定者は、今後の開発手続に向け事前相談を関係部局と行っている。また、共同住宅については、令和4年5月に大阪府同席のもと、事業予定者から当該地区のコンセプトや具体的なメニューの提案を受けて以降、内容変更の説明は受けていない。
(問)千里万博公園スポーツレクリエーション地区内の共同住宅の整備には条例上市長の許可が必要とある。議会の決議は共同住宅の建築を認めない立場だ。仮に、共同住宅の建築を許可する場合、その共同住宅の住機能が将来にわたって同地区の機能増進を果たすことが条件となる。共同住宅の住人の入退去などによる意識の変化などによって、住機能が同地区の機能増進を果たせない場合、条例上どのような扱いとなるのか。
(答:都市計画部長)共同住宅が当該地区の機能増進を果たすことができなくなった場合は、条例上、違反建築物となる。