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団ニュース

吹田市民プールの指定管理者の指定についての反対意見

 今年の夏に北千里市民プールで発生した、指定管理者の構成団体の1つである、サンアメニテイのアルバイトへの賃金の未払い・遅配・個人情報の紛失は、どちらもあってはならないことです。未払い賃金は払えばいいというものではなく、1日でも遅配することはあってはなりません。法令違反にあたります。
 今回提案されている事業者は2社の共同体で、そのうちのサンアメニテイは、現在の市民プールの指定管理者の構成団体のうちの1つです。事業者の選定について選定委員会が行われたあとの、法令違反の発覚とはいえ、顛末書や誓約書が出されればいいというものではありません。 

 この議案に関連して申し上げさせていただきますが、市には体育指導員の方がいて直営の体育館に配置されていました。現在も数人の体育指導員の方が文化スポーツ推進室を中心に配置されていますが、現在の方々が定年をむかえれば、市のスポーツ施設で公的責任を果たしていくという意識が少なくなることが危惧されます。
 事業者を指定する市が公的責任を果たすため、毅然とした態度で対応されるよう市の責任を果たす意識を取り戻していく機会にしていただきたく思います。市の施設や職員はコストではなく、財産です。

 そして、このことを契機に、公契約条例の制定について真剣に検討されるようあわせて求め、反対意見とします。

(賛成多数で可決)