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団ニュース

2月議会 竹村博之個人質問     「自転車利用の安全対策 自転車ヘルメット普及について」

(問)死亡事故等を低減するために改正道路交通法では昨年4月から自転車利用者と同乗者のヘルメット着用が努力義務化された。補正予算に続いて、新年度当初予算案でも自転車ヘルメット購入補助が計上されている。実施するのであれば目標も示した上で、施策の効果がゆきわたるように制度設計すべき。
(答:土木部長)補正予算では先着1千件を電子申請のみで実施。今回は郵送による申請を追加し、抽選により1千件を決定する。大阪府警は数値目標を示していないが、1人でも多くのヘルメット着用をめざして事業を進める。
(答:市長)申請が当初の計画を大きく上回る場合には、補正予算による事業拡大も検討する。最終目標は、自転車運転者の安全に対する意識の高まり、自転車に関する重大事故がなくなること。


■糸田川周辺の安全対策について
(問)現在、新糸田川橋から糸田川右岸側道路の数百メートルにかけて道路改修工事が行われている。以前から新糸田川橋付近から金田橋付近までの夜間照明の改善を求めてきた。今後の防犯灯整備について示せ。
(答:土木部長)当該工事内容は擁壁整備、防護柵の再設置、舗装の打ち換え等。新年度の別工事にて道路照明の設置を検討している。


■紫金山公園の再整備について
(問)昨年12月と2月にワークショップが開催された。2回のワークショップを終えて、紫金山公園の魅了向上はどうあるべきかについて市の考えを示せ。。
(答:土木部長)自然の豊かさや歴史、文化が魅力と考えている。「吹田風土記の丘・紫金山公園基本計画」の基本的考え方を踏まえ、検討していきたい。
(問)大阪府土木事務所により都市計画道路豊中岸部線が昨年国の認可がおり、事業の準備にはいるとの報告があった。参加者から、道路の位置関係や整備手法など詳しい事業内容がわからない状況で公園再整備の議論が本当にできるのかや情報公開など当然の要望がだされた。現時点での事業概要、今後の対応について示せ。
(答:土木部長)延長約9㎞、4車線、事業費約181億円。24年度より測量や設計に着手し、33年度完成予定。土木事務所に必要な要望や調整を行ない情報共有に努める。


■江坂地域の諸課題、受動喫煙防止対策について
(問)江坂公園と豊津公園の喫煙所を卒煙支援ブースとして整備することが提案されている。卒煙支援ブースの効果、提案内容を示せ。タバコ関連産業の企業戦略ともいえるが、今回提供を受けるブース内の設えは他の施設と比してどうなるのか。
(答:環境部長)供用開始しているJR吹田駅北口等の運用状況から苦情件数やポイ捨ての減少、受動喫煙の防止に効果がある。密閉型喫煙所と内部設備についてはフィリップモリスジャパンからの提供。喫煙所内部に紙巻きたばこと加熱式たばこスペースに分けることなどで、その他は大きな変更はない。
◎江坂駅北側エレベーターについて
(問)地域のみなさんが待望していたエレベーター設置工事が始まった。スケジュール等事業内容を示せ。
(答:土木部長)大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)が事業主で昨年10月から着工している。供用開始は25年3月末の予定。


※その他、コミュニティバス(すいすいバス)については4月から本格運行するにあたり、今後の課題や運賃改定についての妥当性などについて質問しました。