公明・民主が突然提案
「身を切る」のでなく「民意を切る」定数削減 | 2013.05 市議会報告 101号より |
公明党・民主市民連合所属の3人が議員定数を36人から34人に2人削減する議案を提案しましたが反対多数で否決されました。
日本共産党はこう考えます |
議会の構成は社会の構成を鏡のように正確に反映するものでなければなりません。定数削減により多様な民意が反映しにくくなります。 「議会経費の節減」なら議員の報酬削減でも可能です。民主主義の問題を経費節減の問題として提案するのは筋違い。議員の存在意義を自ら否定することにならないでしょうか。 しかも、定数削減したとしても議員が減るのは次回の選挙以降なので、H27年5月までは議会経費の削減はしないということになります。 市民の選んだ市長が予算や条例を提案し、同じく市民に選ばれた議員が市民の声を代弁し、結論を見出していくのが二元代表制です。全国的な傾向である、「市長の提案に修正も否決もしない丸のみ議会」「議員が政策立案・条例提案をしない議会」の活動のあり方こそ改革が求められています。その立場から、日本共産党議員団は今議会で予算の修正や老人医療費の条例提案をおこなったものです。 |
吹田市議会では議員ひとり一人の議案に対する賛否は昨年から議会だよりで公表し、政治責任を果たすことを実現してきています。
なお、4月に開かれた財政総務委員会での話し
合いで、6月から2年間、議員の報酬を10%削減することを決めました。