市議会報告

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意見書・請願の状況 2015.2月
市議会報告 108号より

河野談話見直しの動きと連動した「慰安婦問題についての再検証を求める意見書」は否決
日本共産党の反対意見(討論から抜粋しました)
 吹田市議会は2010年に河野談話に基づいて「慰安婦」問題の真相究明、被害者の尊厳回復を求める意見書を可決している。今回、吉田証言が撤回されたことをとらえ「慰安婦」問題の再検証をもとめ、ひいては河野談話の見直しを狙うものである。
 1991年にキム・ハクスンさんが「慰安婦」としてはじめて実名で記者会見をし、日本政府を提訴した裁判をきっかけに、政府が調査をし、「慰安婦」の連行や管理に日本軍の強制があったことを正式に認め、1992年に河野官房長官が河野談話を発表した。
 吉田証言に影響されることなく裁判、国連、国際社会で「慰安婦」の実態を認めることが定着している。日本人としての誇りが傷つけられるという意見もあるが、都合の悪い歴史を隠すことこそ、もっとも恥ずべきだ。末来に責任をもつならば、歴史の真実と正面から向きあうべきである。

意見書・請願の状況
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※公明党提案「女性が輝く社会の実現に関する意見書」は、男女格差を固定化させる問題点があるので反対の意見を述べました。
※他に「難病対策の充実等に関する意見書」「地域の中小企業振興策を求める意見書」は全会一致で可決されました。

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