【9月議会】(仮称)北消防署合同庁舎を南千里に整備するための土地購入費用など | 2016.10月 市議会報告 115号より |
市議会9月定例会が9月6日から27日まで開催されました。日本共産党の山根たけと議員が代表質問に立ち、市長の政治姿勢について質しました。他の議員も個人質問や委員会審議で住民要求の実現に奮闘しました。市長から提出された主な議案では、待機児童解消アクションプラン関連や北消防署再整備事業などの補正予算、条例改正では学童保育(留守家庭児童育成室)の4 年生までの年限延長が提案され、いずれも全会一致で承認されました。
@青葉丘北に保育所(定員80 人)を開設する事業者に施設改修費用を助成A市役所南千里庁舎敷地の一部を保育所用地とするために土地の土壌汚染調査等実施B千里第二幼稚園、岸部第一幼稚園を再来年度から幼稚園型認定こども園に移行するにあたり、施設改修のための実施設計費用C跡地に保育所を整備する南千里市民プール解体撤去工事費用
北消防署の一部と南千里庁舎の土木部を移転させ、(仮称)北消防署合同庁舎を整備するために駐車場跡地の購入費に約16 億3 千万円を計上
改修内容@天井脱落対策Aバリアフリー対応(エレベータ1基新設、スロープ手すり設置、大・中ホール車いす席増設Bトイレ改修(洋式化、シャワー便座、一部配置変更)C想定外の劣化や関連工事、内装等改修
新たに民間委託する予定の学童保育(山一、西山田、津雲台、千里新田、佐井寺、千里たけみ)
これまで吹田市の学童保育は小学3年生までが対象でした。長年にわたり保護者からは対象学年の延長を願う声があり、日本共産党も要望してきました。国の法改正に基づき今後吹田市は6年生までの受け入れを予定しており、保育施設のスペース確保が課題となっています。また、市は指導員確保の困難を理由に学童保育の民間委託をすすめています。日本共産党は、すでに民間委託した3つの学級運営等について専門的な検証もされないまま、さらに拡大することは、「検証体制を整えること」という昨年9月議会での全会一致の附帯決議を軽視するものであり、保護者の願いとも逆行するとして、計画の見直しを求めています。