市議会報告

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11月議会本会議、委員会の質問から 2017.1月
市議会報告 116号より

倉沢さとし 議員(代表質問)

市長は、もっとも困難な問題をかかえる立場の市民の声に耳をかたむけよ

質問:市長は政治姿勢として、上から決め付ける維新市政からの転換をはかり、市民の声に耳を傾ける市政にするとした。市長が、直接市民との対話の場をつくり、広く市民の声を聞いてはどうか。

答弁(市民部):広く市民の声を聞くことは大変重要である。市長が直接出向く懇談会の開催など対話の場づくりを充実させる。

待機児解消のために保育の「量」と「質」の確保の両立はかれ 保育士不足に市独自の支援を

質問:子どもたちに充実した保育を提供するためには認可保育所の増設と保育士不足への対策をあわせて進めるべきだ。保育士不足は保育の質を後退させる。保育の質を維持するために、保育士不足に市独自の支援を強めるべきだ。

答弁(児童部):アクションプランで待機児ゼロを目指している。保育士不足対策は取り組みを強めている。小規模保育所への助言などさらに強めていきたい。


竹村 博之 議員(個人質問)

公共交通不便地域(千里山・春日)の早期の解消を

質問:千里丘地域では、コミュニティバス(すいすいバス)が運行されている。その経験をいかし、千里丘につづき千里山・春日地域での早期の実施が期待されるが、現状の課題や市民参加について示せ。

答弁(土木部):千里丘地域では着実に利用者が増加し、昨年度約13万人で地域に浸透している。千里山・春日地域は狭い道路が多く、運行ルートや使用車両選定など課題がある。地元市民の参画を得て、実施にむけて慎重に検討する。


塩見みゆき 議員(個人質問)

解体工事に対し説明を義務付ける条例を評価(福祉環境委員会)

質問:説明内容の報告義務や説明会の議事録の閲覧、説明会の実施回数などはどうなるのか。 工事の時間帯、車両の経路など細部にわたって住民は関心がある。説明については住民の方が求める内容に。

答弁(環境部):この条例の目的は住民の方に充分説明をしていただき、理解が進むような説明会にすることである。そのために今後、委員会でのご意見も参考に規約や手引きで内容を規定していく。


柿原 まき 議員(個人質問)

中核市への移行で市民福祉は向上するのか

質問:市長が唱える中核市制度は道州制への移行と一体で問題点もあるが、住民サービスがどう向上すると考えるのか。市長の見解をきく。

答弁(市長):@住民の実態に即した医療福祉政策を展開できるA吹田らしい独自の取り組みができるB大阪府と吹田市が担ってきた同じ目的の事務を統合することで力強く効率的な施策の展開を図れるC吹田を理解し愛着を持つ市職員が、一層きめ細やかな対応を行うことが可能になる。


玉井みき子 議員(個人質問)

JR吹田駅前自転車地下道にバイコレーターの設置を

質問:以前に設置を求めたところ「設置に向けて財源確保に努める」とのことだったがその進捗は?また安全対策のために努力をされているのは理解できるが、いつまでも引き延ばしにせず、利用状況の実態を把握して早急な手立てを打ってほしい。

答弁(土木部):地下道の自転車利用者にご苦労をおかけしていることは認識している。今後対応できるように、財源確保に努めたい。


上垣 優子 議員(個人質問)

府に対しチャレンジテストの廃止・撤回を求めよ

質問:大阪府チャレンジテストは、通う中学により高校入試に不公平を生じ、テスト用紙が返されないため採点ミスもわからないなど、他にも多くの問題点がある。府が強制できないものであり、市として廃止・撤回を求めよ。

答弁(学校教育部):ご指摘の数点とも課題としてあわせもつため、中学校の教育活動に与える影響に十分配慮したものになるよう、今後、大阪府教育庁に提言していく。


山根たけと 議員(個人質問)

中の島市民プール跡利用、公園再構築は子ども・地域意見の反映を

質問:子どもたちの意見の反映、地域住民から出ている疑問や意見に市はどのように応え、跡地活用、老朽化した管理棟の建て替え、余剰地の活用などどのように反映していくのか。

答弁(都市魅力部):跡地には人工芝の多目的広場を設置し昼は子どもたちや親子連れに開放し、夜はフットサル等の専用利用を考えている。今後、地域の方々の意見もしっかり聞きながら喜んでいただける運営、管理棟など公園施設のあり方を検討していく。

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