柿原 まき 議員(代表質問)
子どもの貧困対策、入学準備金の前倒し支給実施を
質問:困窮度が高いほど「子どもを塾や習い事に通わすことができなかった」などの回答の割合が高いことが大阪府の調査で明らかになった。子どもの貧困は見えないと言われているが定義が必要ではないか。
答弁(児童部長):貧困の定義とのことだが、貧困状態の子どもは様々な課題を抱えており、経済面だけでなく、子どもの健全な成長に必要とされる人的・社会的資源が整っているかも含めて考えなければならない。必要な施策により柔軟に対応し取り組んでいきたい。
質問:現在9月ごろに支給されている、就学援助の入学準備金の入学前支給の実施を。
答弁(市教委理事):他市の状況を調査しながら検討していく。
公共施設使用料 公約どおり減免制度の復活を
質問:この間行われた見直しは不十分だ。市長はどう考えているのか。
答弁(市長):減免は例外的な実施。しかし、「市民活動を支える人をお支えする」ということはこれまでも言ってきた。前例や規定のない新たな事案についても、適切に事案ごとに判断していく。
その他に、「市報すいたの憲法標語」削除、男女共同参画、大阪府福祉4医療費助成制度の改悪に関して質問しました。
新役職
財政総務委員会、議会運営委員会、中核市移行に関する調査特別委員会、都市計画審議会
倉沢さとし 議員(個人質問)
西山田カナートの一時閉店対策
質問:デイリーカナートの一時閉店による買い物困難者対策についてシャトルバス、移動販売など対策が必要ではないか。
答弁(福祉部次長):地域の方が利用しやすいように関係機関に要請する。
質問:亥の子谷からのバスが減便となった。高齢化社会のもとで公共交通は充実させるべきだ。
答弁(土木部長):バス路線は地域の貴重な交通手段であり、運行本数の検討にあたっては十分配慮するよう働きかける。
新役職
財政総務委員会委員長、総合計画検討特別委員会
竹村 博之 議員(個人質問)
学童保育の大規模学級等の施設と指導員体制の改善を
質問:学童保育が4年生まで年限延長し歓迎されている。一方で適切な教室が提供されていない学級がある。改善が必要な学級についての取り組み、また指導員の確保、育成について改善を求める。
答弁(地域教育部長):北山田小学童保育等の改修工事を実施するとともに、豊一小、佐竹台小、桃山台小の各学級については、プレハブを設置し来年度から供用を開始する。人材確保が厳しいなか、欠員の補充、新採指導員への研修会の定期的実施などに努める。
新役職
文教市民委員会、議会運営委員会、中核市移行に関する調査特別委員会、都市計画審議会
塩見みゆき 議員(個人質問)
千里丘地域に保育所整備を
質問:待機児童数は、4月1日の時点で124名、その内59名は千里丘地域である。千里丘での待機児解消のためどんな対策を考えているのか。
答弁(児童部保育幼稚園室参事):事業者を募集しているが、千里丘は1件もない。土地確保が難しいので市としてどのようなことができるのか、今後検討してまいりたい。
質問:土地の確保に市の積極的な対策を求める。
答弁:土地を探すことが先決であり注力したい。
新役職
建設環境委員会、北大阪健康医療都市等特別委員会委員長、環境審議会委員
玉井みき子 議員(個人質問)
公立保育所のアスベスト対策を
質問:近隣市で民営化実施後に建て替えし、旧園舎を取り壊す時に外壁からアスベストが確認された。すでに譲渡しており市としては何も対応しないとのこと。民営化実施園を含む公立保育所全園で、新たな追加項目も含めて、アスベスト検査を実施し必要な対応をするべき。
答弁(児童部長):昨年新たなアスベスト調査対象建材が加わったので、公立保育所など児童部所管の施設で確認をしている。今後児童部が所管する施設のアスベスト使用について、確認し適切に対応する。
新役職
建設環境委員会、北大阪健康医療都市等特別委員会
上垣 優子 議員(個人質問)
北千里駅周辺の土地利用について
質問:児童館など必要な公共施設整備は当然だが、地域福祉計画の観点から、高齢者の居住施設や多世代交流の場などの整備も検討すべき。
答弁(福祉部次長):各行政計画において可能性を検討していくものと考える。地域交流の場など、地域福祉の推進に役立つ検討が進むと考える。
要望:北千里駅活性化ビジョンには子育て支援や福祉サービスの誘導も必要とされている。第7期計画の策定にむかう高齢者や介護の分野、必要な見直しをおこなうとする子ども子育て支援事業計画など北千里の土地利用に反映せよ。
新役職
健康福祉委員会、中核市移行に関する調査特別委員会、議会広報委員会委員、農業委員会委員
山根たけと 議員(個人質問)
保育所待機児童対策について
質問:ほとんどが株式会社など民間にゆだねる対策となっている。認可外保育所も含め新しく参入してきた事業者への監査体制はどのようになっているのか。
答弁(児童部長):経験豊かな保育士が巡回し、保育支援も行っている。必要に応じ監査部局とも連携をとっている。
要望:吹田市で実績のある私立保育園に保育所を創設してもらうことが、命と安全を重視し質を落とさない待機児童対策である。そのためにも公立保育園民営化計画は見直すことを強く求める。
新役職
吹田市監査委員、健康福祉委員会、総合計画検討特別委員会