塩見みゆき 議員(代表質問)
国民健康保険料の府下統一化 独自減免制度守れ
質問:国民健康保険料の統一化によって、保険料の引き上げ、減免制度の廃止など、市民への影響は大きい。市長の統一化に対する考えをお聞きする。
答弁(市長):自治体独自の取り組みや経過を考慮した仕組みになるよう、引き続き大阪府に対して求めていく。
少人数学級の実現 特別教室にエアコンの整備を求める
質問:教育現場の教員の多忙化は深刻で、長時間労働で過労死ラインを超えるといわれている。35人以下の少人数学級を実施することは、子どもたちにも丁寧な対応ができ、教員の負担軽減につながると考える。
答弁(学校教育部長):少人数学級を実施することは、子どもたちにより丁寧な指導ができ、また、教員の負担軽減につながることから、重要であると認識している。
質問:2学期に入っても連日30度を超える猛暑日が続いている。特別教室(音楽室・理科室・図書室・美術室等)にエアコン設置を急ぐべき。
答弁(学校教育部長):特別教室に空調設備が整備できるよう、関係部局と協議していく。
その他の質問 ●市長の政治姿勢について ●大阪府の福祉医療費助成制度の見直しについて ●障害者施策について ●保育・学童保育について ●介護保険制度の改定について
竹村 博之 議員(個人質問)
江坂駅北口の狭い階段の改善とエレベータ設置
転落防止の可動式ホーム柵を求める
質問:江坂駅の利用者は毎日約10万人にのぼる。住民の要望にたいして吹田市は、「バリアフリー化計画上は南口西側にエレベータ設置がすでに終了しており、鉄道事業者である大阪市の仕事」というばかりで、市としての役割や実現の展望が見えない。また北大阪急行電鉄では、全ての駅に転落防止の可動式ホーム柵が設置されるが、江坂駅には見通しがない。市がもっと努力すべきではないか。
答弁(土木部長):議会はじめ地域から強い要望がある。大阪府や大阪市に強く働きかけ、協議していく。
柿原 まき 議員(個人質問)
女性の貧困 実態調査と新たな施策展開を
質問:女性は主たる収入者に扶養される場合が多く、経済基盤の弱さが表に現れにくい。横浜市では、単身ミドル女性の実態調査を行い施策に活かされているが、吹田市も女性の貧困を「見える化」する、調査・施策の実施を。
答弁(市民部長):この間デートDV予防や女性相談の考察などの調査研究を行い、中・高・大学生へのデートDV予防出前講座などにつなげてきた。今年度は女性の貧困と密接な「JKビジネス※」など、若い女性が性的被害・搾取にあう問題を調査研究する。
※女子高生に男性向けのサービスを行わせる業務の総称
上垣 優子 議員(個人質問)
高齢者、障害者、妊産婦など移動が困難な市民への具体的な支援策を
質問:市は、高齢者に対し通院困難者タクシークーポン券を交付しているが、対象が厳しく限定されている。坂の多いニュータウンなどは、障害者や妊産婦も駅やバス停までの移動が困難。まちでよく見かける塾や病院等の送迎バスなど民間への協力依頼を含め、市独自の移動支援策の検討をすべきと考えるが、市の見解はどうか。
答弁(土木部長):関係部局連携の下、ご提案いただいた他企業運行との共同事業としての移動支援策も含め、さまざまな方策を模索していくことが必要と考える。
玉井みき子 議員(個人質問)
日の出市営住宅跡は住民の声いかし緑の確保も
質問:新佐竹台住宅が完成し、日の出市営住宅の方も、それぞれ転居された。解体撤去の計画などが課題。この地域は緑が少ない。使い方は、これまでの経過も踏まえ、地域のみなさんの声を聞き、緑の空間を確保するためにも公園にすることを検討課題に入れてはどうか。
答弁(都市計画部長):すべての入居者が移転いただき、どのような利活用するのかを検討しなければならない。当該地域は公園などが少なく、みどりの空間や総量が不足している。地域のみなさんの声を聞き、財政の状況も見ながら関係部署と協議を行いより良いまちづくりになるように検討していきたい。
山根たけと 議員(個人質問)
南幼稚園移転建替えについて 地域のコミュニティと子育て施策の向上を
質問:4月には、市政史上初めて公立南保育園の民営化が行われる。市長の責任は非常に重い。この地域の保育や子育て支援に対する公的責任の向上のため、ニーズの高い一時預かり保育などを、移転新設する南幼稚園に整備すべき。
答弁(市長):周辺地域のニーズにしっかりと答えていく。
質問:地域コミュニティ施設の複合併設をとの要望はどうなったのか。
答弁(副市長):併設は断念したが、この地域のコニュニティ施設については、私が先頭に立って真摯に検討を進めていく。
倉沢さとし 議員
今年度より、各分科会において決算審議がおこなわれました。今回は、特別教室への空調設備整備や不妊治療の支援拡充などを求める11項目の提言をまとめ、市長及び教育委員会委員長に提出されました。
(倉沢さとし決算常任委員会委員長)