公立小学校におけるいじめ事案に関連する補正予算 | 2019.9 市議会報告 125号より |
いじめ重大事態に対応するため、緊急対策として提案されました。
スクールソーシャルワーカーを配置する時間を1中学校区10時間から倍の20時間に拡充します。
今回のいじめ事案で、スクールソーシャルワーカーの役割が機能していなかったことが明らかになりました。今回の拡充で終わりにせず、人員配置の拡充をし、せめて1中学校区(小中あわせて、3〜4校)1人の配置となるように求めました。
こどもたちにカードを配布し、いじめなど困っていることを書き込み、市長や市の人権平和室に送ることができるなどというものです。
提出されたカードの取り扱いなど、こどもの生命を守る立場で認識や理解を深めること、個人情報の取り扱いなど課題について指摘をしました。
いじめの問題が起こったときに、教員の相談にのる専門の支援員を配置します。
こどもたち1人1人に目が行き届き、寄り添うことができるように、教員の多忙化の解消が必要です。教員を含めた十分な人員の配置、少人数学級をすすめることが必要ではないでしょうか。
二度と、このような悲しいいじめの事態を引き起こさないために、こどもたちの教育環境の充実は不可欠です。