市民が主役の吹田市に | 2023.9 市議会報告 140号より |
7月12日から8月7日まで、7月議会が開かれました。統一地方選挙後初の本格的な議会。福祉施設などへの応援金や保育所等における第2子分の保育料無償化などの補正予算が提案され全会一致で可決しました。
日本共産党はこう考えます
保育料の軽減について求めてきました。今後、子育て応援の観点から、第1子分についての軽減策についても検討するよう求めました。
日本共産党はこう考えます
市長に応援金の再度支給を5月末に緊急要望しました。物価高騰は今後も続くと言われており、更なる支援や応援金の上積み等検討されるよう求めました。
災害時、備蓄品の搬出や物資の搬入と、子どもたちの保育が同じ敷地内で行われる場合も想定されます。
日本共産党はこう考えます
どちらの機能も、安全にスムーズに行えるよう設計の段階で動線を分けることが必要です。
また、認定こども園の定数は、保育需要、教育・保育量を十分に把握し、こども園化したことにより入所できないということが起こらないよう求めました。
コロナの影響で、発表の機会を奪われた若手アーティスト育成の場とするため、和食レストラン跡を改修します。
対象を39歳以下に限定するべきかどうか、また他の施設との連携や実施場所の拡充が可能かどうか十分検討し、事業が、より発展するよう求めました。
対象者
市内在住の生活保護または児童扶養手当受給者のうち、小学5年生から中学3年生まで(約1150人)。
■こども1人あたり月額1万円(上限)
電子クーポン交付(要申請)
所得の格差により学びや様々な経験の機会に差が生じることを解消するため、スポーツ、芸術、学習など、習い事の対象を広く設定しています。年齢制限が設けられているため、今後、対象者の拡大を検討するよう求めました。
市内在住の65歳以上の方が対象で、防犯機能付き電話機など購入費用の3分の2を補助します(上限1万円)。
対象機器
電話機・らくらくスマホなど詳細は市報すいた9月号で確認して下さい。
吹田市では特殊詐欺による被害が増えています。前回実施よりも対象となる機器や補助額が増えます。より多くの方への支援になるように求めました。
昨年度、文科省委託事業でICTを用いたいじめ・不登校の未然防止事業がモデル校で実施され、今年の10月から全校で導入されます。子どもたちは、登校するとまずタブレット等端末を取り出し、その日の自分の気分や心身の状況に近いマークを選び、相談希望なども入力できるようになっています。
保護者から
「こどもが「デイケンは好きなマークで選んでいるだけ」と言っている。先生が、こどもと向き合えるような体制にしてほしい。」
現場ではログインに時間がかかっていたり、最近入力していない子どもがいるという実態も。
アプリはあくまでも補助的な役割であり、こどもの心のケアができるよう必要な教職員の配置を求めました。
4年生の待機児童の受け皿として、居場所事業(キッズスクエア)が今年度から暫定的に実施されました。
来年度も一定数の待機児童が出る見込みの育成室では、3年生にも対象を拡大し、9月の入室申請時に選択させることになります。
保護者から
「通常、入室が決定するのは2月。そこで待機児童になるかどうかわかる。9月の申し込みで希望調査するのは、もうあきらめているのか。」
学童保育の待機児童がうまれている最大の要因は指導員の不足です。しかし、市は待機児童解消につながっていない民間委託を加速するとしています。根本的な解決をめざす方向性が示されていません。