市議会報告

記事詳細

政策形成のルートを明確に
行政運営の透明性に努力を
2004.4
市議会報告 62号より
その他
財政総務委員会
山根たかし委員長
そろり邦雄議員
 「市民さわやか債」は6億円のうち4億円しか市民応募がなく市民参加の点では失敗であり、きちんとした総括を求めました。
 部落有財産の「ため池」は貴重な自然景観であり親水公園化は評価できます。
 市長および市の政策形成では、公式文書や会議を明確にし、行政運営の透明性にさらに努力を。電子市役所をめざしコンピューターなど機器が導入されているが、今後機種の変更、更新などの費用負担も考えられ、将来計画には財政計画も含め慎重に。業者と市で共同開発したプログラムなどの管理をきちんとすること。職員の電磁波による健康管理にも取り組むことを求めました。
 DVについてのシェルターを早い時期に確保を。
 政府の三位一体の改革に反対し財政基盤の安定に努力すること。公共用地の取得事業の債務負担予算のように不要不急の事業について真剣な見直しがされたとはいえない。3年間の「財政健全化計画」の最終年度だが、事務事業の見直しで市民サービスを削り、コストを浮かしてきたのが中身です。
 交流活動館の改修が提案されているが、特定団体に事務所を貸したままで改善が図られていない。
 以上のような意見を述べ、一般会計当初予算に反対しました。