市議会報告

記事詳細

個人質問 2006.5
市議会報告 71号より
個人質問
柿原まき議員

千里南地区センター再整備:市民に情報公開を

  • まちづくり懇談会では、コスト比較など客観的資料を市民提供すべき。「プラネタリウムの廃止」など市民・利用者が知らないうちにすすめられている。行政の意思決定のあり方についても不透明であり改善をすべきであり、「まちづくり懇談会」のすすめ方そのものについて再考を求める。

市民ホールの民主的運営を

  • 地方自治法では自治体は「正当な理由がない限り住民が公の施設を利用することを拒んではならない」と定めている。長年この問題を改善してこなかった市の責任は大きい。改善に向けての決意を。

マンション分譲時の消費者保護を

  • マンションは都市型の居住形態の一つとして定着している。一生に1度の大きな買い物である分譲マンションは共同住宅であり、問題がおきた場合に個人的に解体や処分ができない。現在管理の問題も含めて必要な情報が消費者に十分伝わっておらず、売り手に有利な契約のあり方になっている。分譲時に住宅性能表示制度を義務付ける条例をつくるなど、消費者保護策を自治体としてもうけてはどうか。
倉沢さとし議員

山田駅前公共公益施設と駅周辺整備

  • 施設は市民の誰もが使いやすく、公平なものに。新図書館建設が予定されているが現在の山田図書館との連携はどうなるのか。
  • 山田駅周辺整備で信号改良問題は今年度改善されるとのことだが、さらに充実を。以前から何度も指摘している危険な八王子橋の拡幅問題はどう取り組むのか。

マンションにもっと施策の充実を

  • マンションの地震対策。診断、耐震改修への助成を。
  • マンション共用部分バリアフリー対策への支援を。
  • 水道増圧直結方式に切り替えの助成制度を。現在10階までが対象だが15階まで拡大を。

千里山駅周辺開発

  • 市民意見の集約方法の改善を。
  • 「道路の形状」について。バイパス導入か、踏切の改善か。市民のためにわかりやすい資料、調査を。
そろり邦雄議員

公社住宅の建替え後の家賃問題について

  • 家賃減額措置がされているが、収入が減っていく高年齢に向かって家賃が傾斜して高くなりその負担は大変です。地域コミュニテイの崩壊について吹田市として府公社と話し合ったことはあるのか。例えばどうしても家賃負担に耐えられない方に対して、建替え区域の中で現在の中層建てを数棟残すという方法もあります。是非公社に申し入れしていただきたい。

学力テストを利用した時代逆行の差別に反対

  • 今年度府下いっせいに小学校6年生と中学校3年生の全校、全員に学力テストが行われるとの事ですが大阪府は今回の学力テストを活用して旧同和地域の児童、生徒の学力データを集める事を各市に依頼しています。地対財特法が失効し法的根拠がないにもかかわらず対象地域を指定する極めて差別的なやり方であり、個人情報保護の観点からも許されません!こんな差別的で人権侵害の、時代に逆行する今回の実態調査を実施しないように強く求めるものです。