市議会報告

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柿原まき議員の代表質問より主なもの 2010.10
市議会報告 90号より

市長のめざす吹田市像とは
市の役割とは

 市長が目指す「地域市民政府」とは、市役所の仕事は「総務・企画・財務」という「頭」の部分だけにして実働部分は企業や市民団体に肩代わりさせること。「協働」の領域をひろげるための事業仕分け・ゼロクリア大作戦で公務の見直しを行い公的責任を最小限にして職員体制再構築では、職員は非正規への置き換えで官製ワーキングプアをつくりだしている。日本経済と国民の置かれている状況についてどのような認識を持たれているのか。深刻な市民のくらしを支えるのが自治体の最も重要な責任です。

国保の広域化について

 府知事と関係市町村の協議では「(1)市町村による一般財源繰り入れの全廃(2)知事のリーダーシップによる国保料値上げの推進(3)徴収強化や医療費削減による赤字の解消」が合意された。(1)国保の広域化についての市長の見解(2)広域化された場合の保険料(3)国に対し国庫負担増を求める取り組み(4)低所得者に対する軽減についてこたえよ。

教育環境にかかわる問題について

 文部科学省が公立小中学校の学級編成基準の上限を引き下げる計画案を決定した。国のこのような変化のもと、吹田市は30人学級を目指すべき。

障害者への支援

 中途障害者や障害児家庭は課税世帯となっている場合が多く、福祉制度の対象外になるなど多くの出費を要することもある。課税世帯の実態把握と、支援をおこなうことを求める。障害者の暮らしの「拠点施設」建設のため要望されている南工場跡地の貸与について決断を。

高齢者介護について

 今年度厚生労働省から通知が出され、介護職員が研修を受けて医療的ケアに入れるようになったが市として医療的ケアの研修を行い、事業所支援を。

児童虐待への対応について特別な対策を

 虐待対応の専門職員は非常勤。仕事の責任の重さに見合った待遇に。常勤職員をきちんと配置すべき。
 ひとり親家庭への経済支援や生活保護申請、住宅提供を。
虐待リスクのある子どもの保育所入所状況、乳幼児健診の未受診者への対応はどうなっているか。
答弁 虐待相談が複雑化・深刻化しており常勤の専門職員2名の増員を検討している。


市営住宅の募集について

 岸部中住宅の3戸の空き募集が行われた際、申し込み者の住所を限定されたのはなぜか。市営住宅に入りたい市民はたくさんいる。一般公募すべきだ。