「核と人類は共存できない」 非核平和都市宣言の立場でとりくみを |
2012.10月 市議会報告 99号より |
質問:吹田市の「非核平和都市宣言」、市長が参加する「平和市長会議」の目的達成のため積極的な とりくみを求める。市役所ロビーでの原爆パネル展や、学校へのパネルの貸し出しなど行ってはどうか。
部長答弁:平和祈念資料室が千里ニュータウンプラザに移転した際、展示スペースの拡充をおこなった。平和映画会を増やす、平和の語り部などボランティアの協力も得ながら積極的に取り組んでいきたい。
質問:来年1月から引き上げようとしているが、成人病センターの調査によると所得や職業の経 済格差によって3倍の差(組合検診では38%、生活保護受給者では13%)がある。受診率低下を招く負担増はやめるべき。
部長答弁:「受益と負担の公平性」から値上げは必要。今後も受診率の向上に向け努力する。
質問:万博外周道路の混雑対策について市の認識は甘い。開発計画に住民の声を反映する協議会をつくれ。
市長答弁:事業計画は変更可能性がある。事業者の示した交通計画は環境アセス審査会から意見がだされ、事業者は見直しをすすめている。
質問:北千里公民館を建て替えて新たな公共施設をつくる計画は住民の同意を得られなかっ た。新たな案を遅くとも年度末までにしめし話し合いをすすめていくべき。
部長答弁:北千里小学校跡地は売却が基本。地域の窓口である北千里まちづくり協議会と真摯に協議する。
質問:特別委員会で操車場跡地への事実上の移転表明が行われたがJR片山官舎跡地での 建て替えは不可能なのか。吹田老健や子ども発達支援センターとの関係はどうなるのか。
市長答弁:JR西日本から更地部分を売却するのは難しいといわれている(大学建設の予定)。 操車場跡地へ行っても老健や発達支援センターとの連携はひき続き行っていくよう検討する。
質問:8月の大雨で多くの浸水被害がでた(道路冠水18か所・床上床下浸水79か所)。根 本対策、下水道管の管理の徹底を求める。雨水貯留タンクによる効果は。
部長答弁:浸水地域を重点的に浸透枡の設置を行う。下水道整備は早期の事業推進を検討している。下水管は簡易テレビカメラを使って清掃。雨水タンクは下水道への流出抑制も見込める。
質問:条例によらず市長の附属機関を設置するのは違法と全国で判決が出ている。MT 会議は設置条例がなく、事業見直しなど附属機関の役割を果たしており自治法に触れるのでは。
部長答弁:MT会議では市職員が委員となっており外部委員はアドバイザーとして参画し指導・助言をもらうだけなので合議により答申をもらう附属機関にはあたらない。
質問:今年から弁当注文方式で全校実施されている。親子方式や自校方式など全員喫食を基本に検討・実施している市が多数となっている。低所得世帯への支援も含めて検討を。
部長答弁:保護者の半数は家庭からの弁当を希望しているので、選択制でいく。注文方法やおかずの温めなどの要望はいただいている。今後は喫食率をあげていきたい。