TOPICS

過去のニュース

広範な市民の団結で勝ち取った障害者支援策 より充実を 2006.5
議員団ニュース71号より
代表質問
村口はじめ議員の代表質問
  1. 格差社会と市行政
      小泉内閣は、社会格差を拡大し貧困層を増やしている。それに「右へならえ」せず、市民の声をよく聞いて市民の苦難を取り除く施策を推進せよ。
    市長は、貨物駅移転問題で4万人近い有権者が求めた住民投票に反対し、市民の信頼を失った。それでも「環境派」「市民派」であると称し続けるのか。
  2. 障害者支援策について
      4月からの「自立支援法」の施行で、障害者の負担が大幅に増し、事業所経営が困難になっている。 50以上の団体の呼びかけで4月14日に結成された「吹田の障害者福祉と医療を進める会」は、この自立支援法のもとでも障害者が文化的で人間らしい生活ができるように訴えていくことを誓い合った。広範な市民が一致点で団結し協力して運動を進めるもので画期的だ。こうしたことを背景に、市は今議会で、負担上限額の引き下げと通所の場合の食費の100円補助を内容とする負担軽減策を提案した。総額で約8700万円の予算だ。待ち望まれていた軽減策であり、評価する。以下、いっそうの充実を求める。(1)提案は3年間の限定措置だが、永続的に実施できないか。(2)自立支援法で困難になる事業所の運営に対し支援策を打ち出せないか。(3)重度障害者のくらしの場を作れ。(4)精神の障害者の実態把握と支援策を求める。
  3. 介護保険について
     (1)保険料減免の充実を。(2)ホテルコスト導入等による影響と施設建設の現状 (3)介護事故の問題についての実態把握 (4)新予防給付における問題。市内6か所の地域包括支援センターの早期整備を求める。
  4. 教育問題について
      (1)教育基本法の改定ではなく実施を (2)内心の自由保障等の留意を求めた市議会意見書の立場に立て。(3)国の全国一斉学力テスト復活は、国連子どもの権利委員会も指摘する過度な競争教育の弊害を大きくする。見解を。権利条約普及の取り組み。 (4)府の学力調査に関し旧同和地域の住所データの府への送付は新たな差別生産につながる。手を貸すな。
  5. 少子化対策について
      保育の待機児解消、学童保育の時間延長と土曜保育の実施を。 
  6. 商工振興策について
      (1)産業振興条例の制定 (2)中小業者支援の抜本的強化 (3)小規模工事等希望者登録制度の創設無担保無保障人融資制度の拡充 C住宅リフォーム助成制度創設で仕事おこし (5)知識と経験が生きる人事を
  7. 梅田貨物駅移転問題について
      きちんと工事説明を行なえ。移転の採算性の問題など、必要な情報公開を事業者にさせよ。環境対策や事後監視の要望に対する考え方を明らかにせよ。吹田だけの一方的な工事着工はさせるな。
  8. コミバス運行について
      住民の要望をよく聞いて実施せよ。さらに千里山・春日地域や原町地域の交通不便解消の見通しも示せ。
  9. 土地開発公社の塩漬け土地の内、残る岸部中の3885.02平米の管理実態を示せ。
学童保育の待機児解消と保育時間延長を・中学校給食の実施を 2006.5
議員団ニュース71号より
個人質問
竹村博之議員の個人質問
  1. 学童保育について
      千三小学校や豊一小学校、吹田南小学校の学童保育は、希望者が多くなった結果、この四月から入室できない待機児が生まれている。子どもの安全の問題や、保護者の就労実態が大きく変化しているもとで、定員の見直し、保育時間の延長を求める。
  2. 中学校給食について
      全国の約8割の中学校で学校給食が実施されている。吹田市でも子どもや親の要望が強い。2004年に検討会議の「提言」がされたが、実施にむけた見通しを示せ。
  3. 学校施設の耐震化について
      学校施設は緊急時の避難所になる。現在の耐震化率、耐震診断の状況を示せ。体育館の耐震化促進とともに、校舎の耐震化も計画的にすすめよ。
  4. 千里山のまちづくりについて
      「千里山駅周辺まちづくり懇談会」の内容について、もっと住民に知らせるとともに、事業計画について住民合意が得られるように、今後の努力を求める。
  5. 江坂駅周辺のまちづくりについて
      放置自転車対策については利用者、市民の立場にたった抜本的な解決策が必要である。今年度に行なおうとしている「社会実験」の内容を示せ。
  6. 産業廃棄物処理施設建設について
      東御旅町の産業プラスチック廃棄物処理施設建設計画問題で、周辺住民がこぞって反対しているのに、市が建築確認の許可を下ろそうとしていることは納得できない。
日生跡地開発の仮通学路の安全対策を 2006.5
議員団ニュース71号より
個人質問
塩見みゆき議員の個人質問

休日の小児救急復活を評価 さらに夜間小児救急の復活を

  1. コミュニティバスについて
      今年10月に千里丘の地域で試験運行が予定されている。市民からの要望は、 (1)主要な公共交通機関(鉄道、バスなど)と連絡すること (2)公共施設(特に要望の強い図書館、体育館など)に立ち寄りなど。市民の願いに応え、実現に努力を。
  2. 千里丘地域の大規模開発について
    (1)日生跡地開発に伴なう仮通学路に対してガードマンの増員やカラー舗装などで児童の安全確保を (2)交通問題など地域的な許容量を越えている。積極的な開発抑制策を (3)図書館、広場など公共施設の整備を。(4)解体工事に対する住民説明会や住民との工事協定の義務づけを市として事業者に指導を。
  3. 学校のトイレの改善
      洋式トイレの増設、中学生女子トイレに擬音装置の設置を。
  4. 梅田貨物駅の移転工事について
      5年間の長期間の工事で千里丘や岸部の地域は大型車輌の出入り、通行で大きく影響を受ける。周辺住民に周知徹底と十分な説明を。
  5. 夜間小児救急の再開について
      市民の強い要望である夜間小児救急の再開、小児科、産婦人科医師の確保に努力を。
  6. 学校警備員について
      学校警備員の休憩時間、休憩場所の実態について調査し、確保を。
下水道入札契約について 2006.5
議員団ニュース71号より
その他

 5月23日に、し尿・汚泥処理施設談合により株式会社クボタが指名停止となった。しかし、南吹田下水処理場沈砂池工事は、4月に入札が完了していたのでクボタとの工事契約を議決して欲しいとの提案があった。
  下水道事業は市民生活に深くかかわる大切な事業である。しかし、指名停止された業者との契約は、市民から見て納得できるものではない。市民の関心が高まるなかで漫然とすべきでない。昨年には、クボタに対し公正取引委員会の事情聴取が報道され、この4月始めには検察特捜部の動きが報道されている。4月28日に入札事務を続行すべきではなかったし、検察庁の告発後も業者の反省の色は無い。吹田市契約事務のあり方を見直すことを求め本議案に反対する。 (倉沢さとし委員、竹村博之委員)

監査委員「識見委員」の人選についての意見 2006.5
議員団ニュース71号より
その他

 吹田市監査委員の選任について日本共産党議員団の意見をのべます。昭和22年地方自治法に監査制度が規定され以来、数度にわたり法改正がされ、91年には財務監査に加え、一般の行政事務についても監査の対象とする行政監査が導入されました。今議会でも他の議案との関係で、汚泥処理施設談合事件問題が論議され、公正な行政運営に対する市民の関心はたかまっています。情報公開や、個人情報保護など法整備がすすみつつありますが、市民にとって分かりやすく、透明・公平である監査制度が求められます。今回の監査委員のうち識見委員の人選について、わが党は、公認会計士や税理士、弁護士、市民代表委員などを人選の対象にし、外部の新鮮な知識を取り入れるべきと提案してまいりました。人選の枠組みについて、市民の目から見て納得できるものにすべきであります。今後、いっそうの努力を求め意見といたします。(倉沢さとし議員) (議案は全会一致で可決されました)

5月定例市議会開催 2006.5
議員団ニュース70号より
議会

日程

5月12日(金)本会議議案提案
5月19日(金)本会議代表質問
5月22日(月)本会議代表質問村口
5月23日(火)本会議個人質問塩見
5月24日(水)本会議個人質問竹村
5月25日(木)委員会
5月31日(水)本会議討論採決・役員選考委員会
6月2日(金)役員選考委員会
6月5日(月)本会議役員選考委員会
6月6日(火)本会議役員選考委員会


提案される主な議案

※報告案件土地開発公社など9件の経営状況報告

※条例案件(4件)
<市税条例改正>
・定率減税廃止
・税率3段階3%、8%、10%→一律6%
・市たばこ税引き上げ

<老人医療費助成>
税制改正で新たに市民税課税世帯となる者の内、所得が125万円以下の者について非課税とみなして助成を継続

※一般会計補正予算(1億2133万3千円)

・障害者自立支援法施行に伴う負担軽減措置(8714万3千円)
<内訳>
利用者負担額の激変緩和措置3年間(8048万4千円)
通所サービスに係る利用者食費負担額助成(1食当り100円665万9千円)

・福祉4医療の複数受診者に対する負担軽減(298万8千円)
<内訳>
心身障害者760件
老人医療費一部負担金助成1400件
ひとり親家庭医療費助成236件
乳幼児医療費助成1465件

・老人医療費助成(2347万2千円)

・市立小・中学校に医療的ケアを必要とする学校に看護師資格を持つ介助員の配置(693万円)

※監査委員・固定資産評価審査委員会の人選案件

「大阪府学力テスト実態調査を使って旧同和地域の住所データ提供」の諮問に対し不同意が過半数 2006.5
議員団ニュース70号より
その他
個人情報保護審議会

5月8日吹田市個人情報保護審議会は、多数決で住所データ提供を不同意としました。
4月におこなわれた、中学校3年生と小学校6年生の学力テストを利用し、大阪府教育委員会は、旧同和地域の4つの個人情報データの提供を各市に依頼しています。日本共産党は、個人情報保護を審議すべき審議会として、時代に逆行する差別的なやり方はすべきではない、と批判指摘しました。審議会では他の委員からも様々な立場や意見がのべられ、市の「府へのデータ提供したい」という諮問に対しては不同意となりました。(竹村博之)

コミバスのルート問題 2006.5
議員団ニュース70号より
環境
都市環境整備特別委員会

4月19日、特別委員会が開催されました。塩見委員より千里丘地域のコミュニティバスルートについてJR、モノレール、阪急など主要駅に接続を要望しました。また千里丘西口に市営駐輪場を、阪急正雀駅前の動物斎場建設問題、JR吹田工場アスベスト問題の改善を要望しました。(倉沢さとし委員長、塩見みゆき委員)