吹田市医療審議会 |
11月18日、吹田市医療審議会が開催された。12月28日から新年の1月4日までの間の市内救急医療体制について報告がありました。(詳細は12月15日号の市報すいたに掲載される。)
また、済生会千里病院が本年12月8日から救急病院の再告示が見込まれることも報告された。これに関連して、突然、審議会委員の吹田医師会会長より「千里病院が救急病院告示されるので、同じ場所にある市立休日急病診療所の役割が終わったのではないか、赤字運営であり、また、小児科医師の不足問題もある。新年度からどうするのか存続も含め再検討すべきではないか」との発言があった。我党は「市立休日急病診療所の千里NTでの果たしてきた1次救急の役割は大きく、データ―を見てもその役割は今も重要である。とりわけ、小児科と歯科の救急医療は他にない、絶対存続させるべきだ」と主張しました。また、委員の歯科医師会会長は「赤字といわれているが、市民の福祉のために使われているのだから問題にすべきではない、データ―を見ても役割は終わっていない、存続すべきだ」と発言がありました。これをうけて、市理事者は「小児科医師の問題については認識しているが、市立休日急病診療所を廃止することは考えていない」と答弁しました。(そろり邦雄、山根孝)
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年末年始市内で救急医療が受けられる医療機関 市立休日急病診療所
(内科・小児科・外科・歯科で昼間のみ)
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市立吹田市民病院(内科・小児科・外科・産婦人科で昼間・夜間とも)
済生会吹田病院(内科・小児科・外科・産婦人科で昼間・夜間とも)
協和会病院(内科・外科・循環器科・整形外科で昼間・夜間とも)
大和病院(内科・外科で昼間・夜間とも)
甲聖会記念病院(外科のみで昼間・夜間とも)
済生会千里病院(内科・外科で昼間・夜間とも) |