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学校図書館図書の充実など求める 2003.10
議員団ニュース11号より
個人質問
村口はじめ議員の個人質問
    1. 学校トイレの全面改修、障害者向けエレベーターの設置、
      学校図書館の図書の抜本的充実と開館時間の延長を求めた。
    2. 難病患者施策について。障害者手帳未交付の方への福祉タクシー制度適用を求めた。
    3. 山手と千一の地区公民館の建てかえを求めたが、
      現市政になって財政的理由で考えを後退させたことが明らかになった。
    4. 焼却施設建てかえ問題で、ごみ減量を前提に規模や費用等の精査を求める。
      事業系ごみ対策の抜本的強化と公園の剪定枝・除草ごみの堆肥化等具体策の
      即時実施を求めた。
      国の規制緩和でペットボトル使用が急増し、
      推定でその約85%(年間約900トン)がごみになっていることが明らかに。
      国に対してデポジット制度導入など要望するように求めた。
    5. 片山公園の再整備について。
      財政的配慮を含め慎重にすべき、と意見を述べ、
      その是非を含め市民の声を充分反映させる努力を行うように求めた。
      市は、「城山」と呼ばれていたという説があるということを根拠にあくまで
      「城山公園」化を進めるべく関係部の役職で構成する検討委員会で検討。
      さらに進める意向を明らかに。
      市民参加の手法は明らかにせず。
    6. 駐輪および交通対策について。
      豊津駅、JR吹田駅北口等で整理員の増強など対策強化を求めた。
    7. 商工振興について。
      市内中小業者への発注率が昨年度実績で46.7%と依然50%を下回っていること、
      全国都市市民オンブズマン大会で「談合の疑いが強い」と報告された
      落札率95%以上の工事が、
      吹田では入札価格1億円以上の工事について昨年までの4年間の実績で、
      72.5%も占めたことなどが明らかになった。
      官公需の市内中小業者への優先発注や公正な入札の実施、
      産業振興条例の制定と中小業者の実態把握、
      もっと気軽に出店できるように産業フェアの改善など求めた。
      (10月14日)
ディーゼル排ガス規制と対策を急げ 2003.10
議員団ニュース11号より
環境
山根たかし議員の個人質問
    1. 環境行政に関連して、自動車窒素酸化物・粒子状物質削減法(NOx・PM法)が施行され、
      名神高速道、中国自動車道、近畿自動車道、新御堂筋、内環状線(国道478号線)、
      府道大阪高槻京都線、府道十三高槻線などの幹線道路が走行する本市でも、
      ディーゼル排ガス規制を急ぐ必要がある。
      このたびの排ガス規制について、大阪府は規制を見送っているが、
      本市の環境行政としてどのように考えているのか。
      9月19日にJR東海道線沿線の十三自治会長さんが連名で、
      阪急バス、アサヒビール吹田工場、山崎パン吹田工場などの企業と
      JR西日本、JR貨物などの鉄道関係、そして、
      吹田市へ環境問題について要望書を提出された。
      10月初旬に回答を求めていると聞いているが、どのように回答するのか。
       この件に関連して、市長は地方紙記者との定例記者会見で
      「工場に出入りするトラックは環境に与える影響が大きい、先日、
      住民がやっと要望に行ったが、でもまあ遅いですね」と発言したと報じられているが、
      市長の真意を明らかにされたい。
      合わせて、本市として今まで各企業にたいして排ガス対策でどのような指導をしてきたのか。
    2. JR大阪駅北側の梅田貨物駅敷地(梅田北ヤード)開発の全体構想が
      10月1日新聞各紙で報道された。
      この全体構想の内容や構想策定委員会のメンバーからみて
      鉄建公団と大阪市は貨物駅移転問題について相当深く話し合いを進めていると考えられる
      が、情報をつかむためにどのように力を尽くしているのか示してください。
    3. 公民館のありかたについて、古く狭隘な吹一公民館の建替え要望が数年前から
      だされている。
      しかし、建替えの土地がない、財政状況の悪化などの理由で進展しない、
      こうしたなかで分館・分室という方向が出されているようだが
      地元関係者との話し合いの経過はどのようになっているのか。
    4. 来年5月オープンする千里山・佐井寺図書館に関連して、これからの図書館に
      求められるのは、学校図書館の充実とそれを支える公共図書館の役割を強めること。
      図書館に出かけるのに不自由な障害者、
      高齢者への宅配など図書館サービスの拡充などがある。
      千里山・佐井寺図書館の新しいサービスを支えると共に、
      あらゆる市民の図書館利用を支える企画立案の力の強化が求められているが、
      どの様に対処するのか。
       図書館のこれからのサービスを支える司書としての専門性を持つ正規職員の配置は
      不可欠である。
      専門職である司書、職員の配置人員の目途はたっているのか。
      (他の5図書館の人員配置に影響を与えることのないようにすること。)
    5. 9月30日付けの吹田市医師会報で医師会長が
      「乳幼児の健診事業につきましても少し時間がかかりましたが、
      平成十六年度からは『完全個別化』が実施できる予定です。」と記されているが、
      今まで議会で確認されてきたことを覆すことになるのではないか。
      議会軽視になるのではないか?16年度の実施要項を明らかにせよ。(10月15日)
マクドハウス問題、広域こども急病センターについて 2003.10
議員団ニュース11号より
子育て・教育
曽呂利邦雄議員の個人質問

マクドナルドハウス建設問題について

    1. 国立循環器病センターの入院患者の家族の為のサポートハウスを実現はするには、
      藤白台4丁目用地だけにこだわらず、
      大阪府・千里センターの用地や青山台3丁目にある国循の要員住宅の空室や土地利用
      なども検討すべき。
    2. サポートハウスの建設の本来の課題とは別に
      「国立循環器病センターが移転するから大変だ」と為にするような論理が展開されている、
      これは市長の議会などでの発言の影響であり注意すべきだ。
    3. 地元の自治会では反対の意思決定をされましたがそれとは違うビラが配布され
      「市と国循とで説明会をする」とあるが、自治会に相談せず、
      地域に混乱を招くような対応はすべきでない。

豊能広域こども急病センターについて

    1. すでに池田・豊中・箕面・吹田4市での分担金や協定書など決定したようになっているが、
      経過について明らかに。
    2. 小児急病患者数の本市の昨年実績は17437人、
      4市では54456人だが1個所のセンターで受入可能なのか
      市民病院も含めて充分な体制をとるべきだ。
    3. 来年から3年間の経過措置だが3年後はどうなるのか、
      小児科医不足の解決へ関係機関と協力し対応を。
    4. 休日急病診療所の小児科診察は閉めない努力を。

千里ニュータウンの街づくりについて

    1. NT再生連絡協議会の開催状況や成果はあるのか。
    2. 千里NT街づくり指針はいつ頃出るのか。
    3. 南千里駅前再開発では、商業施設が先行しているが、市の施設などとの関係で連携を。
    4. 公社住宅の建替え問題が具体化して来ているが、
      市民の様々な問題解決の為に、市役所に相談窓口を。

学童保育後の障害児放課後対策について

現在、春休み、夏休みに関係者の努力で、自主保育がやられているが、市として具体的な施策をすべき。 (10月15日)
文教市民常任委員会 2003.10
議員団ニュース11号より
文化・スポーツ
竹村博之委員長、松本洋一郎委員
 国民健康保険特別会計の563万円の補正予算が審議されましたが、国保オンラインシステム修正委託料と過年度府支出金返還金のみで若干の質疑があっただけで終わりました。
福祉環境常任委員会 2003.10
議員団ニュース11号より
福祉・医療
倉沢さとし、柿原まき
 介護保険特別会計で昨年度分の国・府補助の清算くり入り金が2360万円あり、その処理に関連して介護保険料減免制度の拡充などに振り向けるべきではないか、と要望。介護保険料の減免実績は、申請45件、全部が減免され、減免総額は約40万円との答弁がありました。さらに減免しやすいよう改善すべき、と要望しました。
 次世代育成支援対策推進法が7月に制定され、吹田市で少子化対策・子育て支援の行動計画を策定するための調査費の審議では、2007年度から日本の人口が減り始める深刻な事態を前に、少子化対策は待ったなしであること。若い世代が安心してこどもを産み育てることができるように、子育てに喜びを感じるような社会へ、内容のある行動計画を作るよう求めました。
 今年度は市民へのアンケート調査をし、来年度はその結果を受けて市民や団体などで地域協議会をたちあげて行動計画を策定。調査内容は「保育・学童保育利用状況」や「食生活」「遊び場」「学校生活」「急病時の対応」など多角的なものです。こどもの権利条約で子どもの自己決定権の尊重がうたわれており、当事者のひとりである子どもたちの意見の尊重を、と要望し、市より「検討する」との答弁がありました。
市民のくらし第一に市政の転換を 2003.10
議員団ニュース10号より
代表質問
倉沢さとし議員の代表質問
    1. 自衛隊のイラク派遣、憲法9条改正の動きについて。
      非核平和都市宣言の市長として見解を。
      民主党と自民党が消費税増税を公約。
      逆累進の最悪の大衆課税には反対を。(市長答弁は「消費税について反対いわず」)
    2. 市長の選挙公約は大型公共事業の「手形乱発」だ。
      7億円で改修工事をしたばかりの片山公園の城山公園化。芸術文化館建設。
      旧アサヒビール跡地に防災などの複合施設建設。西尾家保存事業。
      過大なごみ焼却施設建設。南千里駅前に風呂のある高齢者福祉センター。
      雨水レベルアップ事業の下水道事業。吹田操車場跡地開発とモノレール・地下鉄の延伸。
      必要なものもあるが一体いくらかかるのか。
      (市の資料で総事業費が約39億円だが、
      ほとんどの事業について「調査費」しか記載されておらず予算全体は示すことができず)
    3. 都市計画マスタープラン(案)ついて。
      (1)マンション乱開発の規制。貨物駅「移転」問題。
      千里ニュータウンの再整備など市民の大問題について市として方向性を示せ。
      (2)新総合計画(第2期)で、過度のマンション開発について「規制、誘導」とあるが、
      四年半なにも規制しなかったのはなぜか。
      (3)市民の議論のために時間をかけて議論すべきではないか。
    4. 政府の「三位一体」改革は、国庫補助金の削減が狙いだ。
      巨大公共事業については先送りし、市民にとって緊急必要なものを最優先に。
      事業の優先順位をしめせ。
    5. 介護保険の導入から3年半、「老々介護」や老人の孤独死など改善されていない。
      病院で、短期間の入院期間で追い出す事態がつづいている。
      公的医療機関での患者追い出しの実態調査をすべき。
      特養ホーム、グループホ―ム建設の支援の具体化を。
    6. 市内32ヶ所の障害者施設の訪問をした。
      支援費制度のもと、狭い作業場で、
      食事も休憩も同じ場所で改善してほしいなど要求は切実。
      難病連からは、難病相談をケーブルテレビで宣伝してほしい、
      など予算が無くてもすぐできる要望がよせられている。誠実に対応を。
    7. 大阪府の福祉医療助成制度(老人・母子・障害者・乳幼児)は「府民の命綱」。
      制度を維持するよう働きかけるべき。
    8. 吹田高校定時制廃止計画について、地元での学習の機会を保障する貴重な学校だ。
      市として存続運動を。

    9. 「貨物駅」移転問題では、新聞で北梅田開発の報道が先行している。
      市長は、連絡を受けたのか。なしくずしの開発計画ではないか。抗議すべきだ。
    10 .ゴミ問題でシンポジウムを開いた。ごみ焼却施設の建替え計画は、
      大阪府も処理量の削減を指摘。過大な計画を見直すべき。ゴミ収集有料化は論外。
      事業系ゴミの減量化や大量廃棄生活社会から循環型社会への見直しなど優先すべきだ。
    11. 30人学級の動きが全国に広がっている。独自に市町村の実施も増えている。
      どう検討したか。
    12.校区変更で地域に約束した安全対策は完了していない。信号設置、歩道拡幅を。
      キッズセーバー制度廃止は逆行だ。
    13.マンション水道の直圧化は、圧力不足をなくし、どの地域でも直圧給水が可能とすべき。
     千里山田グリーンハイツマンション管理組合の要望はどうするのか。
    14.地域の街づくりについて。山田駅前公共施設計画について住民参加で進めるべきだ。
     千里丘・ニッセイ団地跡地問題で解体工事のあとの開発計画は。
     富士銀行跡地に病院建設の動きがあるが、交通問題や環境など対策は。
     岸辺駅前近畿コンクリート跡地開発について、一部の跡地が転売された。
     虫食い開発にならないために地域住民を中心に、
     学識経験者などふくめて街づくり協議会を立ち上げよ。
     西山田近鉄マンション開発計画で近鉄が土地を売却したとのことだが
     開発条件は当然引き継ぐべきだ。
     西山田違法宅地造成問題について。
     市の開発指導が、業者に甘いのではないのか、毅然とした指導を。
     山田東地区への生活道路への通過交通対策で時間規制を。(10月9日)

自衛隊のイラク派遣中止の意見書などを可決 2003.10
議員団ニュース10号より
くらし
 吹田市議会は23日の本会議で、日本共産党などが提案した「自衛隊のイラクへの派遣計画中止を求める意見書」を賛成多数で可決しました。
 また、大阪府中小企業家同友会から要請のあった「金融アセスメント法の制定を求める意見書」は共産党が議会運営委員会に発議し、全会一致で可決しました。大阪保育運動連絡会や吹田市職労保育所支部が要請していた意見書については、政府に対し「保育所の給食調理室の必置義務の廃止は行わないこと」という内容で共産党が提案し、可決しました。

日本共産党が議運に発議した意見書案の結果

    1. 「金融アセスメント法」の制定を求める意見書
      (大阪府中小企業家同友会が要請) 共産党、民主市民連合、ネットワークが
      共同提案、全会一致で可決しました。
    2. 自衛隊のイラクへの派遣計画中止を求める意見書
      (有事法制に反対する大阪連絡会が要請)共産党、民主市民連合、ネットワークが
      共同提案、自民、公明、市民リベラルが反対しましたが、19対16で可決しました。
    3. 吹田市内で唯一の夜間高校(吹田高校定時制)の存続を求める意見書
      (吹田高校定時制を守る会、府立高校を守る第2学区吹田の会が要請) 
      共産党、ネットワークが共同提案、自民、公明、民主市民連合、市民リベラルが
      反対し、11対24で否決されました。
    4. 8月定例大阪府教育委員会会議における一部教育委員発言の陳謝と撤回を求める決議 
     (全教吹田、吹田母連、吹保連、新婦人吹田、吹田生健会、
      市職労、吹田学保連、吹高定時制守る会、第2学区吹田の会が要請) 
      共産党と民主市民連合が共同提案しましたが、他会派の反対で、16対19で否決されました。
    5. 保育所調理室の「必置義務の撤廃」等に関する意見書
      = 「幼稚園と保育所の一元化」問題については、両者の拡充を基本とし、慎重に検討。
      保育所の「給食調理室の必置義務の廃止」は行わない
      =(市職労保育所支部、吹保連、大保連が要請) 共産党が単独提案し、
      ネットワークだけが反対しましたが、32対3で可決しました。

他の意見書では、

    1. 道路整備に関する意見書 
    2. 犯罪防止のための治安対策の強化を求める意見書
    3. 携帯電話の利便性向上と料金引き下げを求める意見書

は共産党も提案者になって賛成し可決しました。
32ヵ所の障害者作業所等を訪問・対話 2003.10
議員団ニュース10号より
福祉・医療
松本洋一郎
 日本共産党吹田市議団は、障害者運動と協力・共同し、吹田の障害者行政を前進させてきましたが、こうした状況のもとにで、さらに障害者の労働、生活、福祉の充実を目指して地域に共同作業所やグループホーム等の施設が急速に広がっています。このため議員団は宮本たけし参議院議員、あべ誠行府議、藤井さち子党大阪7区国政対策委員長らとともに8月25日、9月24日、同26日の3日にわたり市内の作業所などを訪問し、懇談・対話を行いました。
 訪問先は、さつき、ヒューマン、のぞみ、吹田授産場、コミニティキャンパス、ぷくぷく福祉会など吹田市内で68施設のうち32ヵ所でした。
 出された主な意見・要望は、つぎのとおりです。

    ● 府の医療費助成制度が後退すれば大変な事態になる。
    ● 支援費制度になり企業の参入がふえた。提出書類が増え事務量が大変。
    ● プールはやっとОKになったが、
       ヘルパーの利用が会議参加には認められていない。
    ● 年金保険料を払っていないときに障害が決定すれば障害年金が受けられない。
    ● まだまだ就労の場が少ない。
    ● 作業も食事も同じ部屋。ゆとりを持って働ける作業所にして欲しい。
       改修工事のためバリアフリー助成をして欲しい。
    ● 低い給与で献身的に働いている職員に一生涯働き続けられる身分保障を。
    ● 補助金は現場で必要なものを積み上げて決めるようにして欲しい。
    ● 厚生年金加入期間と国民年金加入期間のはざ間で生まれている
       障害年金を受給できない人の問題を解決して欲しい。