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教育基本法の改正でなく、その理念の実現を求める意見書などを可決 2004.10
議員団ニュース36号より
子育て・教育
 10月4日吹田市議会9月定例会は補正予算、総合計画基本構想、福祉医療関係の条例改正などの審議を終えて閉会しました。
 障害者医療の助成の後退について曽呂利邦雄議員が反対討論をおこないました。吹田市として、何も努力していないことについて改善を求めました。
 監査委員の選任について、4人のうち1人ぐらいは弁護士など外部の市民委員をいれて改革すべきであり、4年間放置されたこと。今回も「市議会議長経験者」の前例に固執したので反対しました。村口議員が反対の意見を述べました。
 憲法とあわせて教育基本法の改悪がすすめられていますが、日本共産党が提案した「教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書」が賛成多数で可決しました。全国的にも注目される積極的な内容です。日本共産党は住民の利益を守り、住民に役立つ「意見書」の可決にむけて積極的に奮闘しました。
 「豊津駅バリアフリー化を求める請願」は採択されました。

教育基本法の改正ではなく、その理念の実現を求める意見書

 中央教育審議会は昨年3月20日、文部科学省の諮問を受け検討してきた教育基本法の見直しを求める答申を発表した。1947年(昭和22年)3月に教育基本法が制定されて以来、公的な機関が見直しを答申するのは初めてのことであり、これを受けて政府・文部科学省は、同法の改正法案を国会に提出する準備を進めている。


 教育基本法は、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献するという憲法の理念に対し、前文で「この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」として、教育の重要性を訴えている。そして、第1条において教育の目的を「人格の完成」とし、第3条において「教育の機会均等」を定め、第10条においてそのための条件整備を教育行政に求めている。その結果、義務教育の保障、僻地教育や定時制・通信教育、障害児教育の改善に見られるように、戦後様々な問題を抱えながらも、その理念を実現すべく努力が積み重ねられてきた。


 今求められているのは、教育基本法の目指す理念や内容がこの50年間でどのように実現できたのか、実現できていない原因と、実現のために必要な施策は何かなど、これまでの教育施策を真剣に総点検することである。


 よって、本市議会は政府に対し、教育基本法の改正ではなく、同法の掲げる理念の実現に向けて、最大限努力するよう要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。



平成16年10月4日吹田市議会
府の障害者医療助成の後退について
市として何もしないのか
2004.10
議員団ニュース36号より
福祉・医療
くらし
曽呂利邦雄議員の反対討論
 

 日本共産党議員団を代表して意見を述べます。
 今回の改正は大阪府健康福祉アクションプログラムによる医療費助成制度の改正に伴うものですが、大阪府制度改正の最大の問題点は、かって全国に誇る老人医療費助成制度について、今回ついに実質上医療費本体助成から撤退したこと、あわせて4つの医療費助成制度に本人一部自己負担を府下一斉に導入せざるを得ない状況を作り出したことにあります。


 そのような中で本市では、老人医療費助成制度については、年金収入で約226万円、所得で約125万円の「市民税非課税世帯」を対象者として、府下で最高水準の医療費本体助成を継続するという努力がされ、老人医療費一部負担金助成制度においても、対象者については府基準を上回り身体障害者手帳3・4級及び知的障害中度にまでの対象者を継続しています。


 母子家庭医療費助成制度については、父子家庭まで対象者を拡大し、今回の改正で対象者は5801人から6676人に増え、所得制限についても府基準では年収365万円が対象者ですが本市基準では年収506万円とし3割強の対象者上積みをしています。


 また、乳幼児医療費助成制度についても、府は3歳未満ですが本市は就学前までと対象年齢を引き上げ、今回の改正で1万3398人から1万7077人と対象者が広がるなどの努力がされています。

 しかるに障害者医療費助成制度については、対象者の所得制限を大阪府並に引き下げた事により、2154人の対象者から2044人と減少し、本市単独制度である食事療養費の所得制限についても医療費助成と同額に引き下げる。その上に新たに「一部負担金」を導入されました。

  障害者の方が他の医療費助成制度対象者に比べて、障害者医療の現状からみても何処でも受診できるものでない事から必然的に多くの医療機関にかかる割合も高くなり、なおかつ診療科目も多く、その上継続医療も多いのが実体です。また所得面からも、施策の配慮がいるところと考えられ、今回の改正によって、医療費負担が生計面でも厳しくなることは明白です。
 老人医療費助成制度をはじめ、他の医療費助成制度では本市としての独自性を発揮し何らかの形で大阪府制度を上回る制度となっています。


  それにもかかわらず、もっとも配慮されなければならない障害者医療費助成制度では、今回具体的な手だてが施策に示されず、府制度に合わせただけの改正となっており認めることはできません。
 以上の意見を申し上げ本条例案には反対します。



意見書の結果
意見書
共産 公明 民主 自民 リベ ネット 結果
モーダルシフトの一層の推進を
求める意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
犯罪被害者の権利と
被害回復制度の確立を求める
意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
地方財源の確保に関する意見書 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
消費者保護法制等の整備を求める
意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
人身売買禁止のための法制化を
求める意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
容器包装リサイクル法の見直しを
求める意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
裁判員制度開始に向けた
環境整備に関する意見書
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
道路整備に関する意見書 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
郵政民営化に関する意見書 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 反対 可決
教育基本法の改正ではなく、
その理念の実現を
求める意見書
賛成 反対 賛成 反対 賛成 賛成 可決
※安威川ダム建設の推進に関する意見書は取り下げられました。
監査委員は会計士、
弁護士など外部委員選任で改革を
2004.10
議員団ニュース36号より
その他
村口はじめ議員の反対討論
 

 日本共産党議員団の意見を申し上げます。
  4年前の識見委員選任の際にも、自治体監査のあり方について、時代の要請に応えて改革を進める立場から同様の意見を述べたところであります。


 21世紀に入った今、ますます行政情報の完全公開を求める世論は高まり、行政監査を含む監査機能の強化や外部監査やオンブズパーソン制度導入なども真剣に議論されています。


 4人の監査委員のうち半数の2人が議会選出委員であることは、議会側の役割としても法的にも当然のことであり、他の北摂各市もほぼ同様の扱いとなっています。しかし本市の場合、それに加えて議会経験者ということで元議員の1名を加え、広い意味で議会関係者が4分の3も占め、民間からの登用枠を狭くしてきました。


 本市以外の北摂各市の監査委員選任の状況を見てみますと、摂津市を除くすべての市で弁護士、税理士、公認会計士のいずれかを識見委員として加えております。一方、元議員から選任しているのは本市だけであります。特に、監査委員の定数が4人である人口25万人以上の四市について見てみますと、豊中では公認会計士と弁護士、高槻は公認会計士と元企業管理者、茨木で元府職員と税理士からそれぞれ一人の選任を行っております。そのなかで隣の茨木市では、4年前は元市職員から選任していたのを、税理士を入れるというように改革をすすめているのは注目されます。


 議会関係者や行政経験者という言わば同業者あるいは身内だけで4人の監査委員を占めるのではなく、純粋な民間代表、市民代表を一人くらいは入れて監査機能を強めるべきだ、というのが市民の側からの声ではないでしょうか。

  本市の市民の中には、有能な弁護士や公認会計士、税理士など学識経験のある方がたくさんおられます。時代の要請に応えてそうした有能な人材を取り入れることが当然のことでありながらそれを行なうことなく、旧態依然の人選を行ない続けることは、市民本位の監査業務を行なうという点で許されません。


  本件については、以上の理由で同意できない旨を申し上げ、意見といたします。

市の努力が伴わない、
障害者医療助成制度の改悪に反対
2004.10
議員団ニュース35号より
福祉・医療
福祉環境委員会
  • 市民病院に循環器科を設置し、心筋梗塞、狭心症治療のための心臓カテーテル検査と手術に対応するために、心臓用血管撮影装置を導入することが提案され、審議のなかで、多くの予算(1億8300万円)を要する事業で、すでに吹田市には高度医療の他の病院があるなかでの導入でもあり、今後さらに心臓血管外科を有する病院との連携を深めて、市民の健康増進に努力することを求めました。
  • 南工場(ごみ焼却場)跡地から国基準を上回るダイオキシンが発生した問題で、土壌の汚染状況調査など対策事業費、6300万円の予算について審議しました。
    審議のなかで、管理塔の処理や養生シートなど工事のやり方などでは、専門家の意見をよく聞きながら、市民の不安を取りのぞき、万全の体制でのぞむ事を強く要望しました。
  • 大阪府の福祉を切り捨てる「アクションプログラム」の具体化によって、老人、障害者、母子家庭、乳幼児の各医療助成制度において、所得制限の強化と、一日一診療機関で500円(1一ヶ月2回まで)の一部負担金を導入するための条例案が審議されました。

  審議のなかで、一部負担金の導入については、府下いっせいの処置であり、導入しない場合の実務が膨大になることや、老人、母子家庭、乳幼児の医療助成については一部負担金を導入するけれども、一方で市としての努力がされていることが明らかになりました。障害者医療助成制度については、府並であり市としての真剣な努力が認められないとして、反対しました。


(反対意見) 障害者医療助成制度の条例改正「議案第64号」について

 今回の改正は大阪府健康福祉アクションプログラムによる医療費助成制度の改正に伴うものですが老人医療費助成制度については、府下で唯一「市民税非課税世帯」を制度として残し、本体助成を継続した。
  母子家庭医療費助成制度については、父子家庭まで対象者を拡大し、所得制限についても府基準よりも3割強の方が対象になるように緩和されている。
  又、乳幼児医療制度についても、就学前(3/31)まで6才未満までと対象年齢を引き上げられ努力されています。
  しかるに、障害者医療助成については、所得制限を府並みに引き下げる、市単独の食事療養費の所得制限も同額に引き下げる、その上に一部負担金を導入されました。
  障害者の方は、他の医療助成に比べて、継続的かつ診療科目も多く、所得水準も厳しい方も多く、今回の改正でその負担が苦しくなるのは明白である。
それにもかかわらず、具体的な手立てが示されずに、府制度に合わせただけの今回の条例改正は認める事ができない。
  よって本議案には反対する。 (竹村博之委員長、曽呂利邦雄委員)

-
改正前
対象者
改正後
対象者
府を上回る吹田市独自上乗せ分
老人医療費助成 5,850人 4,530人 市民税非課税世帯を対象に
(府下唯一)
老人医療費一部
負担金助成
5,116人 4,889人 身体障害者手帳3・4級、
知的障害中度を対象者に
母子家庭
医療費助成
5,801人 6,676人 所得制限府365万円(年収)
市506万円(年収)
乳幼児
医療費助成
13,398人 17,077人 対象年齢府3才未満
市就学前まで(6才)
障害者
医療費助成
2,154人 2,044人 府並み
 
15年間の新しい総合計画の基本構想を可決 2004.10
議員団ニュース35号より
くらし
財政総務委員会
 

  2006年から15年間の吹田市の将来像を決める「第3次総合計画基本構想」について審議がおこなわれ、日本共産党は次の点を指摘しました。


  1. 15年の期間や将来人口35万人は妥当だが、「人が輝き、感動あふれる美しい都市・すいた」という標語は、あまりに最高潮の表現であり、市民から見て実感としてピンと来ないのではないか。また施策の大綱では、憲法や国連憲章、「非核平和都市宣言」や男女共同参画推進、「子どもの権利条約」等に言及しており、自治体の基本姿勢として評価できる。
  2. 文面の各所で「市民・事業者・行政による協働」という言葉が多用されているが、行政の公的責任をあいまいにするものであってはならない。また、まちづくりや環境問題、産業振興などについて不十分な表現も多いので、次の基本計画策定の段階で市民本位の立場に立った改善を期待したい。さらに、21世紀ビジョンやニュータウン再生の市民100人委員会の提言は正しく生かされる必要がある。
  3. いずれ提案が予定されている「(仮称)自治基本条例」が、「自治体の憲法」「自治体の条例の中で最高規範」といわれているが、あくまで「総合計画」が最高の前提であることをはっきりしておく必要がある。 (柿原まき副委員長、松本洋一郎委員)
 
読書活動支援者・小学校低学年教育補助者
配置事業の継続を求める
2004.10
議員団ニュース35号より
個人質問
文教市民委員会
 

  吹田市は、国の緊急地域雇用創出特別基金を活用し、読書活動支援者・小学校低学年教育補助者配置事業を行っています。年度当初の事業計画に従い、この基金の残りを国に返還する旨の、2004年度一般会計予算に関わる教育費の補正予算として提案がありました。2005年度からはこの緊急地域雇用創出特別基金が打ち切られるが、現在実施されている読書活動支援者配置事業により、図書室利用や貸し出し冊数が増えているなど、児童の読書活動にとって有意義な事業です。また、小学校低学年教育補助者配置事業についても学習面、生活面においても大きな役割を果たし、子どもと先生がゆとりある触れ合いが持てるようになるなど、基金が打ち切られても、市が独自の事業として継続すべきと要望しました。学校教育部としても、職員の聞き取りや子どもの様子から、必要性は充分認識している。これまでの事業の成果、課題をふまえて検討していきたいとのことでした。


  読書活動支援者については、中学校を含めた全ての学校で年間通して配置されること、支援者研修制度の充実。小学校低学年教育補助者についても、全ての小学校に配置されるよう、また、両事業とも職員の雇用の安定など内容の充実を引き続き求めてゆきます。 (山根たかし委員、塩見みゆき委員)

豊津駅バリアフリー化を求める請願を採択 2004.10
議員団ニュース35号より
まちづくり・住宅
建設委員会
 

  岸部中住宅の建替期間中の入居者支援の「相談業務」の委託料残金18万円余について審議。もともと行政が責任をもって入居者支援をすればいいものを、岸部人権協会に委託するのは税金のムダづかい。住宅問題は切実な課題であり、旧同和地区だけ手厚く保護するというのでなく、市民全体のために事業が充実することを要望しました。


  コミュニティーバス調査費205万円の予算については、事業目的が精査されていないことが遅れの原因と指摘し、「高齢者の毎日の足」「商店街活性化事業」として、たとえば旭町通り商店街などにお客さんを淀川区、摂津市から100円で運ぶなど、他市の先進例に学び、来年の試験運行実施を要望。


  高野台と西山田にわたる千里緑地の竹林を間伐、整備する予算1031万円は、ヒメボタルの群生地域なので慎重に整備すること。「ヒメボタルの会」と協議して行うことを要望。


  紫金山公園整備費6702万円は、北広場トイレの設置など評価しつつ、博物館への大型バス進入道路問題を解決するよう要望。今後の、紫金山公園の巨額の整備事業について質問。平成22年までに土地買収費13億円、工事費7億円、合計20億円が予定されている。市民全体の立場から重点計画がどこか、緊急性のあるものはどこか。市民の声を良く聞いて判断をすべきである。要望書もでているが、「高町池公園へのトイレ設置」、グリーンハイツ管理組合からは「千里緑地の樹木の整備」などについて改善を求めました。このほか津雲台地区でのバリアフリー工事など全会一致で予算を可決しました。


  阪急豊津駅バリアフリーの請願は全会一致採択されました。(村口はじめ委員長、倉沢さとし委員)

府の福祉医療助成の後退を市民に転嫁せず
住民の健康・暮らしを守れ
2004.10
議員団ニュース34号より
代表質問
竹村博之議員の代表質問
1.
「非核平和」の推進にいっそうの努力と、憲法「9条の会」に賛同を求める。
  答弁:憲法の理念を踏まえ、事業に取り組む。
 
2. 「三位一体の改革」は福祉、教育など国の責任を放棄するものであり、改善を求めて政府に要求せよ。
  答弁:全国特例市連絡協議会、府市長会等つうじて要望していく。
 
3. 介護保険制度の見直しは利用者本位にたったものに。利用料の一割負担で利用抑制がおこっていないか。特別養護老人ホームなど整備状況。
  答弁:今後、利用者や事業者へのアンケート調査を実施する。特別養護老人ホームは新たに100床を整備予定。
 
4. 大阪府による、福祉切り捨ての具体化である老人、障害者、母子家庭、乳幼児の各医療制度の改変についての吹田市の対応は。
  答弁:大阪府のアクションプログラムにもとづき、所得制限の強化、窓口一部負担を導入するもの。父子家庭、就学前児童への適用拡大を実施する。
 
5. 吹田市第3次総合計画基本構想案について。
 
6. 梅田貨物駅移転計画について。
 
7. 中学校給食の要望が強いなか、学校給食検討会議の内容、アンケート調査内容は。
  答弁:アンケート結果を参考に、中学校給食実施の方法・方式について結論を出していく。
 
8. 子育て支援の「行動計画」策定は住民参加と情報公開ですすめること。
  答弁:幅広く意見を集約し、今年度策定する予定。
 
9. マンション政策について。耐震性診断の促進、改修費用への助成を。災害時の消防力整備。水道直結化の促進を。
  答弁:直結化は、施行基準の見直しなど普及に努める。
 
10. コミュニティバス導入スケジュールを示せ。
  答弁:公共交通不便地域にアンケート調査を実施する予定。
 
11. 山田駅前公共公益施設の図書館問題について。
 
12. 商工政策について。
 
13. 西消防署跡地利用は市民の声をよく聞いて、公共施設配置をせよ。
 
14. 片山市民プールの夏季開設時間延長を。
心臓移植のための臓器提供の登録運動などについて 2004.10
議員団ニュース34号より
個人質問
松本洋一郎議員の個人質問
1. 「新京阪橋」の拡幅について
 相川病院の前から阪急相川駅に渡る「新京阪橋」は、車、自転車、人の通行が増え
  危険なので拡幅すべきだ。 (市長答弁・府に要望する)
2.市職員の職場環境の改善を
 市役所の本庁舎内の各職場スペースが狭く、広げる必要がある。
  (職場スペースの有効利用を図る)
3.携帯電話によるメール119番通報の開設を
 警察に110番する場合、電話以外に府警ではファックスとともにメールでも受け付けるように
  なっているが、本市の消防・救急用の119番はファックスしかない。
  聴言障害の方のために警察なみに携帯によるメール通報もできるように一刻も早く実現されたい。
  (2006年度開設を予定している)
4. 市として心臓移植のための臓器提供の登録運動を
 「健康すいた」という機関紙で国立循環器病センターの名誉総長が「1997年に臓器移植法が
  出来て以後、日本での心臓移植は19例でそのうち17例が吹田にある循環器病センターと
  阪大病院で行なわれている。
  しかし、心臓移植に提供された臓器は大阪府内からは1例もなかった。
  臓器提供の登録を呼びかければ吹田だけで年間4〜5人の提供が可能となる計算なので、
  市長にお願いしたい」と書いておられますが、市長として積極的に登録運動を
  呼びかけてはどうか。
 (ドナーカードの配布などに取り組んでいるが、
  あらゆる機会をとおして臓器提供の啓発に努めたい)
南千里駅前整備、男女共同参画条例について 2004.10
議員団ニュース34号より
個人質問
柿原まき議員の個人質問
1. 南千里駅前再整備について
  公共施設も含めた再整備のスケジュールと住民の意見集約方法をあきらかにせよ。
  山田の青少年拠点施設のまちづくり懇談会では突然図書館構想が持ち上がるなど不透明。
  (市答弁・南千里にあった意見集約方法をとる。ワークショップが今のところ一番有効だと思う)
2. 佐竹台公社住宅建て替えに伴う生活道路の安全確保について、
  市は道路責任者として責任を果たせ。
  (市・車道6m歩道3mに整備する。
  公社に対し府・市含め地元と話し合う場を設けるよう要請している)
3. 千里たけみ小跡利用について説明を求める。(調整する課を早急に決めたい)
4. 男女共同参画条例のなかに事業者の責務が規定されているが、
  事業所のセクハラ防止対策に市はどのようにとりくんでいるか。
  特に小規模事業所にきちんと対応せよ。
  (現在パンフレット配布している。今年は出前講座で役職者対象に研修会を予定。)

5. 若者の就労支援を。出前相談などまちに出ていってニーズを把握し、
  ジョブカフェ大阪のポスターを駅にはるなど宣伝活動を強めてほしい。
  (ハローワークへの同行など行っており、
  ジョブカフェについては吹田市のホームページでリンクしている。)
ごみ焼却施設建設、南工場跡地対策、
吹田駅前バリアフリー
2004.10
議員団ニュース34号より
個人質問
山根たかし議員の個人質問
1. ごみ焼却場「北工場」の建替えはストーカ方式で計画されているが、環境省は灰溶融施設を
  補助金対象の条件として自治体におしつけている。
  本年7月静岡市の最新鋭ごみ焼却施設の灰溶融炉で1500度のスラグが炉を突き破り、
  あふれ出し水蒸気爆発をおこしているなど、今この灰溶融施設の安全性が問題になっている。
  施設の安全性、コスト、操業・維持管理など慎重に検討せよ。
  さらに、スラグの利用先の確保の見通しはあるのか。
  (施設の採用は安全性と環境保全面の確保、出来る限りの自動化で操業性の向上、
  コストの縮減、適切な維持管理など総合的に検討する。
  スラグの有効利用の拡大を国に働きかける。)
2. 南工場跡地のダイオキシン対策で、9154万円の補正予算がだされている、
  これらの予算で実施される環境対策はどこまで進むのか。
  また、今後の対策と跡地の無害化処理の方策はどの様に考えているのか。
  (これまで敷地内・外の土壌、大気、地下水(井戸水)などの環境調査を実施し、
  追加の調査や近隣住民の血液中ダイオキシン類濃度の測定を行い、
  送風機室の解体撤去工事をすすめている。今後は土壌汚染の詳細な調査を行い、
  無害化の検討をするが、その前に管理棟の解体を実施する予定。)
3. 市内のJRや阪急電鉄の駅周辺のバリアフリー化の取り組みはどのようになっているのか。
  (JR吹田駅地区、阪急吹田駅・豊津駅地区でワークショップを開き市民の声を聞き進めている。
  JR吹田駅周辺はエレベーターとエスカレーターの設置を、
  駅構内は2005年度にエレベーター設置。阪急豊津駅では2005年度から2年間で地上から
  各ホームへのエレベーター設置が検討されている。
  阪急吹田駅ではスロープの改修が実施される予定。)
4. 地震・水害での吹田JR以南の南地域の防災対策の強化を求める。
  すいたケーブルテレビで地震などの防災情報を報道すべきだ。

5. 吹一地区公民館の改修が実施されるが、今の施設は周辺住民にとって騒音問題などで
  迷惑なものになっているのではないか。一日も早い移転・建替えを強く求める。
6 . 住民票の不正異動を防止する有効な方策を検討せよ。
「吹田操車場跡地対策室」を設置 (企画部) 2004.10
議員団ニュース34号より
梅田貨物駅移転
 9月28日、企画部から、10月1日付で「吹田操車場跡地対策室」を設置する、と機構改革の報告がありました。
 懸案の吹操問題は、これまで都市整備部、環境部、企画部などを中心に対応してきました。今後、移転と開発問題が具体化する中で、総合的・統一的に対処する機能を持たせようとするものです。